252 定職・定収入が幸福のベース

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1 今日のパワーメンターと著書

今日は、オザビエル(私)が、

明治大学文学部教授

齋藤 孝(さいとう たかし)さんの著書

齋藤孝の絶対幸福論』から学んだ

幸福感を感じる

パワーフレーズ」をお届けします。

2 幸福感を感じる定職定収入

齋藤孝の絶対幸福論

毎年、100人単位の卒業生を送り出し、

彼らの行く末を見ている私が感じるのは、

ベースの部分をしっかり作ることができた学生はその後、

幸福感を感じやすいということです。

 

ベースの部分というのは、定職定収入があるということ。

 

それが結婚年齢をある程度早めるうえ、

子どもができて家族を形成することに繋がります。

 

家族を持って生活が充実しているということは、

旧来の幸福感に近いものですが、

ある意味、わかりやすいと思います。

3 世の中の仕組みに合わせる

その幸福感を持てるかどうかは、20代のかなり早い時期に決まります。

 

日本は新卒社会なので、その時期に入った組織次第で、

結婚年齢が明らかに変わってくるわけです。

学生時代にはそれほど差がなかったように見える人たちなのに、

社会に出てから得たポジションによって、

その後の人生が大きく変わってしまう。

 

結婚をしていなくても、子どもがいなくても、

決して不幸というわけではないですが、

ベースの違いによって大ききな開きが出てしまうのです。

 

20代の頃の私は、理想を追求して研究生活に入っており、

フロイト(オーストリアの精神分析学者)のように、

新しい思想を打ち立てようという行錯こうさくの日々を過ごしていました。

 

当然ですが、収入はありませんでした。

すると、自分が本当に好きなことをやり続けているにもかかわらず、

幸福だとは思えなかったのです。

 

そればかりか、世の中に対する恨みのような感情を持つようになりました。

 

しかし、それは世の中が悪いということではありません。

自分が世の中の仕組みに合わせていないから、そういうことが起きるだけです。

4 オザビエルの願い

定職と定収入があるということが、

幸福感を感じやすいベースの部分になる。

それが結婚を早め、子どもができて家族を形成することに繋がる。

仕事が忙しく、しんどくても、給料とボーナスがきちんと入れば、

ありがたいものです。

どうか、少しずつ仕事に慣れて、工夫して、

楽しく、やりがいを感じるようになっていくことを願っています。

出典 『齋藤孝の絶対幸福論』 齋藤 孝(さいとう たかし) 発行所 実業之日本社 画像はヤフー検索から

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