目次
1 今日のパワーメンターと著書
今日は、オザビエル(私)が、
明治大学文学部教授
齋藤 孝(さいとう たかし)さんの著書
『齋藤孝の絶対幸福論』から学んだ
幸福な気持ちで毎日をクリアできる
「パワーフレーズ」をお届けします。
2 サウナと餃子
私がどのようなときに幸福を感じたのかで考えてみると、
シンプルに2つのことが思いつきます。
「サウナ」と「餃子」です。
サウナで汗をかいて、餃子を食べていると、
幸福な基準はほぼクリアしているという感覚が
20代の頃からいまに至るまであります。
しかもそれは、現在まったく変わらない軸として私の中にあります。
サウナと餃子というと、いかにもシンプルであり、
あまりお金がかからないものです。
幸福とは、そんな簡単なものなのかと思う人もいるでしよう。
それでも、この2つが自分の中で幸福感のベースだと
私自身がはっきり認識していることが重要なのです。
いいことや楽しいことは様々ありますが、
「この2つが確保できていれば大丈夫!」
と自分が思い続けることで、幸福だと思える効果も倍増します。
3 サウナは幸福の基盤
何かいやなことがあったらサウナに入って汗をかく。
そうすると汗と一緒に嫌なものが流れていくという、
信仰にも似た思いが私にはあります。
そうした思い出サウナに入ると、
他の人が汗を流すだけなのに比べて、
私の場合は、いろいろな思いも一緒にデトックスできているのです。
サウナに幸福の基準を置くようになったきっかけには、
私が汗をかきにくい体質だということがあります。
夏場でも汗をかきづらい。
おかげで疲れにくいのはいいのですが、少し体内の循環が悪すぎます。
そこでサウナに出合ったときに、
これでようやく自分も新陳代謝がよくなる、とすごく感激したのです。
サウナに賭ける私の思いは、おそらく普通の人よりも強いものです。
なぜなら、それが幸福の基盤になっているからです。
先日、学生たちと「幸福とは何か」について話したとき、
「やっぱりサウナだな、僕は」と言ったところ、
すごく共感してくれる男子学生が1人いました。
「サウナ最高ですね! 自分も週3、4回いきます」
「僕も週3、4回行くから同じだね」
と互いに共鳴し合ったのです。
4 オザビエルの願い
シンプルな基準を2つ持つと、幸福な気持ちで毎日をクリアできる。
たくさんの人が、シンプルな基準を持ち、
幸福な気持ちで毎日を過ごすことができたら、
平和な日本が続いていくと思います。
どうか、今日も、明日も、明後日も、平和な1日になることを
願っています。
出典 『齋藤孝の絶対幸福論』 齋藤 孝(さいとう たかし) 発行所 実業之日本社 画像はヤフー検索から