248 休日は「ゆるい予定」でゆるゆる過ごす

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ノートと手帳とペン buj0097-001

1 今日のパワーメンターと著書

今日は、オザビエル(私)が、

精神科医・医学博士

斎藤 茂太(さいとう しげた)さんの著書

「こころの掃除」術』から学んだ

メリハリをつける

パワーフレーズ」をお届けします。

2 ようやく生きがいのある老後を見つけた

「こころの掃除」術

ある人は、定年で職場を離れることになり、

スケジュールに振り回される生活は、もうおしまい。

これからは思う存分、勝手気ままな生活を楽しめるぞ」と、

なかば夢見ごこちの心境だった。

 

朝寝坊をする。ボケーッと半日を過ごす。気が向いたら庭いじりをする、

新聞は時間を気にすることなく、隅から隅まで読む……と、

まあ半年ぐらいは、そういった「だらだらした生活」も楽しい。

ところがだんだん苦痛になってきたという。

人生に張り合いがなくなってしまった」のだそうだ。

 

そこで定年退職をしたら、二度と持つまいと決めていた手帳を、

また買った。

そうなると何か予定を書き込みたい。

そこで、趣味を作ったり、ボランティアを始めたり、……で、

またなんだか忙しい生活に舞い戻ってしまったが、

現役時代の仕事に追いまくられる生活と違って、楽しい

ようやく生きがいのある老後を見つけた、という。

 

こうなると、しみじみ思うことがある。

どうして現役の働き盛りのときに、こんな「生きがい」を感じられなかったのか、と。

チーズケーキとホットコーヒー fot0001-001

3 働き盛りの人に参考になる話

「こころの掃除」術

働き盛りの人には、日曜日や連休の過ごし方として参考になる話ではないだろうか。

 

平日より1時間ぐらい朝寝坊し、ゆっくり朝食をとり、

天気がよかったらドライブ、雨が降ったら家で読書、

夕方は軽い散歩をしながら、近所のおいしいケーキ屋さんでチーズケーキを食べる……

このくらいの、ゆるい段取りはつけておくほうがよい。

もちろん「急きょ変更」も自由で、

そのほうが「有意義な休日の過ごし方」となる。

なんの段取りもなく、とりとめのない休日を過ごすと、

かえって「休み疲れ」になりやすい。

 

ある人は「ひとりの時間を持つ」という。

これは、メリハリをつける工夫のひとつだろう。

休日出勤はしない」「仕事帰りにできる習い事を始める」、

そして「仕事は家に持ち帰らない」というのも、

生活にメリハリをつける工夫だ。

 

職場では雑用に追われて集中できないから、自宅に持ち帰って……

と言う人もいるが、自宅でも、やはり集中できない。

メリハリのない仕事をやって、どっと疲れてしまい、

疲れた体を引きずって、翌日また会社へ行って……では、

ストレスを持ち帰ったようなものだ。

仕事は、会社で終わらせたいものだ。

4 オザビエルの願い

やはり、仕事をうまくやろう、責任を果たそうという思いが、

心の余裕を無くします。

張り合いがありすぎて、毎日、日程の消化に振り回されてしまいます。

しかし、満足できる「有意義な休日の過ごし方」ができるようになると、

もっと仕事が楽しくできる気がします。

出典 『「こころの掃除」術』 斎藤 茂太(さいとう しげた) 発行所   新講社 画像はヤフー検索から

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