244 イヤなことを忘れる方法

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1 今日のパワーメンターと著書

今日は、オザビエル(私)が、

精神科医・医学博士

斎藤 茂太(さいとう しげた)さんの著書

「こころの掃除」術』から学んだ

イヤなことを忘れる

パワーフレーズ」をお届けします。

2 早く忘れるコツ 

「こころの掃除」術

少々うまくいかないことがあっても、気持ちが落ち込むことがあっても、

また元気を取り戻してやり直せる人がいる。

一方、一度落ち込むことがあると、立ち直ることができず、

やり直しのきかない人もいる。

 

このふたりの違いは、いかにしておちこむような出来事を早く忘れることができるか、できないかにかかっていると思う。

私なりの、忘れるコツをいくつがしるす。

 

  • 悩みの種となるものから、身を遠ざけること。どこか、かねがね行きたいと思っていたところへ、旅に出ることができれば、それが一番いい。
  • よく食べて、好きなことをして、よく眠る。食べること。好きなことをすることと、眠ることに集中する。
  • 気心の知れた友人と会って、思いっきり低俗なバカッ話にきょうじる。心の底から笑っているときは、頭の中がスッカラカンになるものだ。
  • 軽く汗を流す程度の運動をする。運動をすると頭の中にセロトニンという物質が分泌ぶんぴつされて、それが気持ちを前向きにしてくれる。
  • 買い物に出かける。食べ物でも着るものでもいい。どれを買おうか心を迷わせている間は、ほかの余計なことを考えないものだ。

3 「忘れたい」と焦らないこと

「こころの掃除」術

……「忘れたい忘れたい」とあせらないことが大切だ。

かえって忘れたいこと」に心がとらわれ、いつまでもつきまとってくる。

 

あなたが「忘れたい」と思っていることは、

忘れようと思っても、なかなか忘れられないこと

なのだから困るのだが、

こんなことは、よくあることなのだから仕方ない

と自分に言い聞かせ、そのうち忘れるだろう……と、

のんびり構えるのがいいだろう。

 

たとえ「よくあること」ではない出来事だったとしても、

よくあること」なのだと思い込んで、

自分がかかえるイヤなこと一般化してしまうのがよい。

 

時間がたてばそのうちに、どんなことでも忘れられてゆくのだから、

ほうっておけばいい

気づいたら忘れていた、というのが上手な忘れ方だ。

4 オザビエルの願い

オザビエル(私)も、イヤなことなかなか忘れられません。

ほかのことに夢中になっているときは、忘れているけれども、

同じような出来事に出合った時、また思い出します。

 

オザビエル(私)は、そんな時、「いち、に、いち、に、……

と声を出し、手を振って、行進をします。

意外とスッと、イヤなことが消えます。。

 

年をとると、ほとんど忘れてしまいますが、

反対に、その時によかったことを思い出して、

イヤなことを打ち消してしまう習慣をつくりましょう。

出典 『「こころの掃除」術』 斎藤 茂太(さいとう しげた) 発行所   新講社 画像はヤフー検索から

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