目次
1 今日のパワーメンターと著書
今日は、オザビエル(私)が、
精神科医・医学博士
斎藤 茂太(さいとう しげた)さんの著書
『「こころの掃除」術』から学んだ
幸福の条件に向かって進む
「パワーフレーズ」をお届けします。
2 「幸福の条件」とは、なんだろうか
あなたが考える「幸福の条件」とは、なんだろうか。
- お金持ちになること
- 有名人になること
- 異性にモテること
- 美男美女
- いい学校をでて、いい会社に入って出世すること
- 素敵な家に住むこと
- 愛する家族がいること
- すばらしい友人がいること
- 楽しめる趣味があること
- ……
どんな条件でもいいが、その条件に向かって進むことが大切だ。
「お金を持つことなんて、幸福じゃないよ。
必要最低限だけあればいいじゃないか」
という人がいるかもしれない。
「有名になっても、ちっともいいことなんてないさ。
それより、平凡な人生が一番さ」
という人もいるだろう。
それぞれの人に、それぞれの幸福感がある。
周りの人が何を言おうが、
自分が納得がいくまで追求するしかないだろう。
「納得」こそ、幸福のキーワードのように思う。
3 「自分の幸福」には、周りの人の幸福が不可欠
私は、飛行機とみるだけで幸せな気分になるが、
1万円札を見ると、どうしても収集したくなるマニアだっている。
「お金なんて使わなければ何にもならないじゃありませんか」
と言われても、お金を積み上げて、にたにたするのが好きな人もいる。
私は人の幸福を邪魔するまい、けちをつけまい、と思う。
お金大好きも、おおいにけっこう、だ。
ところが、「お金がほしい」という目的のために
人を踏みつけにしたり、人を不幸にしてしまったりすると、
この目的は果たされない。
お金はたくさんあるが、孤独で誰からも嫌われている。
こういう姿を「幸福」と考える人はいないだろう。
ここで私が言いたいことは、
どんな幸福を追求してもいいが、
身近にいる人をおろそかにしてはいけない。
ということだ。
その人の幸福も大切にしたい……そういう気持ちでいれば、
お金も学歴も出世もすべては、あなたを幸福にしてくれる「道具」になるだろう。
周りの人の幸福は、自分の幸福の実現に不可欠である。
家族との関係、身近な人との関係がうまくいってこそ、
幸福感を味わえるということだ。
そしてつい忘れがちになるが、
「自分の健康」が幸福の第一条件であることは記しておきたい。
「いまの健康」が当たり前のことと考えてはならない。
4 オザビエルの願い
周りの人の幸福は、自分の幸福の実現に不可欠である。
「自分の健康」が幸福の第一条件である。
「納得」こそ、幸福のキーワードのようだ。
身近にいる人の幸福も大切にしながら、
納得のいく自分の幸福を見つけてください。
前進あるのみです。
出典 『「こころの掃除」術』 斎藤 茂太(さいとう しげた) 発行所 新講社 画像はヤフー検索から