目次
1 今日のパワーメンターと著書
今日は、オザビエル(私)が、
精神科医・医学博士
斎藤 茂太(さいとう しげた)さんの著書
『「こころの掃除」術』から学んだ
立ち直る方法が見つかる
「パワーフレーズ」をお届けします。
2 立ち直る方法を見つける
自分の落ち込みやすい原因を探し、
「おれはこうだから、すぐトラブルだ」
「私ってこうだから、すぐ落ち込んでしまうのよね」
と分析するのはいいが、それで心が立ち直るかというと、そうでもない。
考えただけでは、解決しないことがたくさんある。
しかし、私たちはそれでも毎日生きていくのだから、
立ち直る方法を見つけなければならない。
落ち込むことから逃れられないと言うなら、
その代わり早く立ち直る方法をたくさん覚えようではないか。
この「立ち直る」とき、「こころの掃除」が欠かせないのである。
3 「こころの掃除法」それは笑う
ある男性は、料理をするのが「こころの掃除」になるそうだ。
女性は、料理を作るのは「日常」かもしれないが、
男性にとっては、一種の「非日常」である。
上手くできれば、「おれもなかなか大したものだ」と満足感も味わえる。
仕事に関係ないことなので、
仕事にくよくよしたり、落ち込んだときには、
料理が最高の気分転換になるそうだ。
ある女性は、欠けてしまったお皿や、
使わなくなったコップなどをためておくそうだ。
そして、腹の立ったとき、落ち込んだときに、
思いっきり地面に叩きつけて割る。
これが「こころの掃除」になるという。
また、ある女性は、どうしても腹の虫がおさまらない相手には、
霊能者の本を読み、「あんなやつ、いつかは報いがくるに違いない」
とほくそ笑むそうである。
これが「こころの掃除」になるというのだが……、
なんだか、効き目がありそうだ。
みなさんも、周りの人に「どんなふうに『こころの掃除』をしているか」
聞いてみるといい。
たぶん、それぞれにおもしろい答えが返ってくるだろう。
また、同じようなことをやっている人を見つけて、
「おまえもやっていたのか」と共感することもあるだろう。
最後になったが、いちばん簡単で、誰にでもできる「こころの掃除法」があるので紹介したい。
それは「笑う」ということだ。
笑えば笑うほど、「こころの掃除」はうまくいく。
できれば、1日1回、腹の底から声を出して笑ってほしいものだ。
それが、あなたの「元気のもと」と言い添える。
4 オザビエルの願い
みなさんは、どんなふうに『こころの掃除』をしていますか。
オザビエル(私)は、周り一面緑の中に、自分を置くと、
心が緑と一体化して、すごく心が落ち着きます。
いちばん簡単で、誰にでもできる「笑う」ということも、
取り入れてみましょう。
「作り笑い」からでも、きっと心が温かくなると思います。
嫌なことから必ずや「立ち直る」ことを願っています。
出典 『「こころの掃除」術』 斎藤 茂太(さいとう しげた) 発行所 新講社 画像はヤフー検索から