目次
1 今日のパワーメンターと著書
今日は、オザビエル(私)が、
明治大学文学部教授
齋藤 孝(さいとう たかし)さんの著書
『本当に頭がいい人の メンタル習慣100 』から学んだ
100人のSPに守られているのと同じ
「パワーフレーズ」をお届けします。
2 「これでいいのだ」と状況を肯定する
『天才バカボン』に登場するバカボンのパパといえば、
「これでいいのだ」というのが口癖ですが、
マイナスの現状に対しても肯定的に断言していく力は、
メンタルの安定にとても重要です。
どんなにめちゃくちゃな状況であっても、
「これでいいのだ」と断言してしまうことで、
それが推進力になって「いいのだ」が成り立ってしまうのです。
マイナスだらけだとしても、
よいものとして受け入れることで、
次に進められるようになり、
最終的に本当にこれでよかったのかも、という結果にもっていけます。
3 マイナスごと受け入れる
ニーチェの『ツァラトストラかく語りき』で、
永遠回帰という思想を語るときに
「これが人生か。ならばもう一度」という言葉が登場します。
「これが生きるということだったのか。
ならば今までのマイナスなことも含めて、もう一度やってやろう」
心意気です。
人選で素晴らしい瞬間があったならば、
それまでにマイナスなことがあってもそれも含めて
「これでいいのだ」と思えるのです。
マイナスなことを排除して、
プラスだけを求めるのではキリがありません。
むしろ、マイナスな時間があったからこそ、
素晴らしい時間が訪れたと思えば、
それも全部ひっくるめて全体を肯定できます。
バカボンのパパは「これでいいのだ」と断言していくことで、
どんな状況にあっても、次へ次へ現実を動かしていきます。
一見それはバカバカしく見えるかもしれませんが、
いっそのことバカになって何でも断言して肯定していけば、
くじけずに活路を見出す力を得られるでしょう。
肯定するのが口癖になるくらいでよいかもしれません。
嫌なことがあったら、とりあえず「これでいいのだ」と口にして、
次に進んでしまいましょう。
4 オザビエルの願い
嫌なことがあったら、
- とりあえず「これでいいのだ」と断言してしまう。
- そして、次に進んでいきます。
オザビエル(私)は、慌てず「ゆっくりゆっくり」を口癖にしています。
どんなに注意細心で行っても、失敗はあります。
しかし、慌てず「ゆっくりゆっくり」行えば、失敗は少なくなります。
どうか、自分独自の、納得がいく、口癖や進み方を作り上げてください。
出典 『本当に頭がいい人の メンタル習慣100』 齋藤 孝(さいとう たかし) 発行所 宝島社 画像はヤフー検索から