228 自分より大変な人を見て新たな価値観を得る

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写真 戦争 に 巻き込まれ た 都市 を 歩く 二 人 の 少女

1 今日のパワーメンターと著書

今日は、オザビエル(私)が、

明治大学文学部教授

齋藤 孝(さいとう たかし)さんの著書

『本当に頭がいい人の メンタル習慣100 』から学んだ

100人のSPに守られているのと同じ

パワーフレーズ」をお届けします。

2 大変な人は新たな価値観を与えてくれる

本当に頭がいい人のメンタル習慣100

ほかの人に比べたら自分のほうがマシという言い方は、

一見ずるいような、品がないような感じがするかもしれません。

しかしながら、苦しい状況の人たちを見たら、

自分の悩みは、ちっぽけに思えたりするものです。

 

誰しも、本当につらいと感じることがあるでしょう。

そのようなときは、切迫した状態の人に思いをせます

例えば、戦争中の人々です。

侵略を受け、命を失う人々が市民でもたくさんいます。

かなり理不りふじんな目にっている、

そうした状況でも祖国を守ろうとする人たち、

このように追い込まれてさんな状況でも戦っていると思うと、

自分の抱えている問題はちっぽけなものに思えます。

一方で、「明日は我が身」ということも考えます。

自分は安泰あんたいだと思っているが、

必ずしもそうでないと思うと身が引き締まる、ということもあるのです。

 

ただし、単にマウントをとって(周囲に自分が優位であることを示す)、

えつるだけでは、次の一歩は踏み出せません。

新たな価値観を得る機会にしたいところです。

米国ヘレン・ケラーとアンサリヴァン郵便切手 - ヘレンケラー ストックフォトと画像

3 困難を乗り越えた人は前を向く起爆剤になる

本当に頭がいい人のメンタル習慣100

自分のことで手一杯になってしまうことは、ストレスの元になります。

むしろ視野を広げてみて、大変な人がたくさんいるとわかれば、

ああ、自分なんか、まだラッキーなほうだな」と思えますし、

自分はいかにぼーっとしていたか」と自らを省みたりする

きっかけになるでしょう。

 

困難を乗り越えた人の本を読むと効果があると思います。

ヘレン・ケラーの『わたしの生涯』という本があります。

聴力、視力がなく言葉を話せないヘレン・ケラーは、

徹底的に勉強していくことで、

英語のほかに、フランス語やラテン語など

母国語以外の言語も習得したのです。

そうした人の本を読んで見ると、

自分はこんな楽な状況で何をしているのか

という気持ちがき上がってくるでしょう。

4 オザビエルの願い

オザビエル(私)も、今年のパラリンピックを観て、

様々な障がいのあるアスリートたちが、

困難なことがあってもあきらめずに、限界に挑む姿に、

感動しました。

 

障がいのあるアスリートたちが、マイナスの感情に向き合い、
乗り越えようとする精神力も素晴らしいですし、

選手と共に走る伴走者や、後ろで支えるコーチの姿にも、

涙しました。

 

自分はこんな楽な状況で、何をしているのかと奮起して

さらに勉強や仕事に、積極的に取り組んでください。

出典 『本当に頭がいい人の メンタル習慣100』 齋藤 孝(さいとう たかし) 発行所 宝島社 画像はヤフー検索から

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