目次
1 今日のパワーメンターと著書
今日は、オザビエル(私)が、
明治大学文学部教授
齋藤孝(さいとう たかし)さんの著書
『齋藤孝の絶対幸福論 』
から学んだ
シンプルな基準を2つ持つだけで毎日が幸福になる
「パワーフレーズ」をお届けします。
2 サウナと餃子
🍀1 絶対的な幸福とは?
シンプルな基準を2つ持つと
幸福な気持ちで毎日をクリアできる
サウナで汗をかき、餃子を食べた瞬間に、幸福はいまここにある。そう確信持てれば、その確信が自分にとっての絶対的な幸福なのである。
シンプルな基準を
年齢とともに増やしていく
スティーブ・スティーブンス(アメリカのロック・ギタリスト)の『フラメンコ・ア・ゴー・ゴー』という曲を大阪から帰ってくる新幹線の車中で聞いていると、嫌なことがあってもすっかりご機嫌になって帰ってくるのです。
幸福は与えられたものを
最大限活用することで得られる
たとえば野球をやる人が、大谷翔平にはなれないから野球を辞めたいと言わないように、自分の中で野球が一番向いていると思えばそれをやればいいのです。※ イチローから大谷翔平に変えています
「お金はいらないからこれをやりたい」という気持ちで臨めるようなものが見つけられれば、幸福であろうと思います。
🍀2 幸せをつかみとるには道筋がある
定職・定収入で得られる
お金より大切なもの
定職・定収入は人生のベースとなる。そのベースの上に安心感は積み上がっていく。
仕事のできる・できないは
社会的なポジションで決まる
ほとんどの仕事は能力ではなく、ポジションでなされている。社会的に重要なポジションの会社に入ることで幸福感を得やすい。
🍀3 家族を持つことの意味
家族を形成するのが
「ひとまず」の幸福
「家族を形成すること」は、原始の時代から人類が何万年も求めてきた、もっともポピュラーな幸福のカタチである。
次世代を産み育てる幸福感と
自己実現による幸福感
子育ては大事業ゆえに得られる幸福感は大きい。先を考えすぎていたら、できないのが子育てでもある。
生物的な「常識」を
忘れてはいけない
生物として、男性が女性を得ることは、空極の目標。
3 みんなをも幸せにすることこそ、求めるべき幸福
🍀4 世界に散りばめられた幸福へのヒント
幸福には
2つのベクトルがある
幸福論「これだ」と思ったのは、いつも心に静かな港をもち、そこに帰れば安心できるという、一種の宗教的な境地をつくるというもの。そうすれば、自分の外部で起こることに、さほど左右されずに済みます。
幸福は自分の心の中にもあるし、外の世界にもある。どちらかだけにこだわらず、バランスを取っていくことが大事。
幸福であるための
最低条件とは?
社会の安定が個人の幸福の最低条件。繁栄を享受している人が多い社会は、基本的に幸福度が高い。
🍀5 幸福へ続く道にある落とし穴
物質的な欲求が満たされ
わかりやすい幸福感を失った時代
サッカーでも野球でも世界に出たい俊英は、海外のトップリーグへ挑戦しています。普通の若者たちもうまくスイッチが入れば、才能を発揮すると実感しています。※ 俊英は、学問・才能などが人より秀でていること
🍀6 個人と社会が幸福をつかむために
日本人が長く持つ幸福感の
スタイルは「手に職」
「手に職」があり、作り出したものが人の役に立ち、まわりが喜んでくれる、自分自身も嬉しいというのが、日本人が長く持っている幸福感の主流のスタイルだと思います。
人間の基盤は、身体
温めるだけで変わる
人の幸福を左右するのは身体の状態。だから身体からアプローチする。身体の調子を整えることで、気分は変わってくる。
「ルーティン」を持つと
楽になる
「ルーティン」を持っていると、人は安定します。このルーティンに入れば、だいたいのことは吹っ切れるといった具合です。
「気」の流れで
幸福感を得る
「気が流れる状態」が幸福。人間関係や生活全体を、その観点で捉え直してみる。
数時間前の嫌な出来事を
はるか昔の出来事に変えてしまう方法
不快な気持ちを引きずるのは不幸の原因の1つ。短時間での体験(楽しいキャンプ、もっと大変な出来事)を増やしたりすることで忘却作用を促進しよう。
余計な思考は
「上手に」マヒさせる
悩んでいるときは別のことをする。そうすれば、考えることを上手にマヒさせられる。
幸福を収める器の大きさは
人によって異なる
自分の幸福欲の器を知ろう。それがわかれば、自分で安らげる生活パターンを構築できる。
4 オザビエルの願い
幸福も、時間をかけてつくり出されるもののようです。
しかも、その幸福は、人によってそれぞれ違っています。
しかし、シンプルな基準をいくつか持つと
幸福な気持ちで毎日をクリアできます。
幸福は1日1日で決算し、
収支決算を
わずかでも
プラスにして終えましょう。
どうか、毎日楽しんで勉強や仕事をして、
幸福な未来になることを願っています。
出典 『齋藤孝の絶対幸福論』 齋藤 孝(さいとう たかし) 出版社 実業之日本社 画像はヤフー検索から