209　まず自分がしあわせになる

自分が光り輝いていたら、

キャンドルサービスでみんなに、

光をつけてあげられる。

キャンドルサービスっていくら分けてあげても、

光は減らないんです。

灯が増えて、周囲が明るくなる。

全員が明るくなって、

世の中がどんどん、どんどん、明るくなるんです。

だから、私たちは、キャンドルサービスを

しなければいけないんです。

自分の心に灯をともそうよ。

人の心にも灯をともそうよ。

この親でよかったと思い、この日本に生まれてよかったと思う。

この時代に生まれてきてよかったと思うんだよ。

人間は、神さまの愛と光でできている。

誰にでも愛はあります。

ただ、そのことに気づいていないだけ。

愛を出すって、大したことするわけじゃなくて、ただ、

「生まれてきてよかったね」

って、言うだけ。

そういうことなんだよ。

空は青いしね。

花は咲くしね。

適当に雨も降ってくれるしね。

人間が暮らしているところは、最高の場所だよ。

ちょっと前に、生まれていたら大変だよ。

爆弾が降ってた。

今は、雨しかふらないじゃない。

人生には、暗いときと明るいときが出てくるよね。

でも、夕方過ぎて暗くなったら、電気つけるでしょ。

人生もそれと同じ。

暗くなったら、電気をつける。

「『いいこと』が起きそうな気がするぞ」

と言ってると、心ってポッと変わるんだよ。

それをイヤなことが起きると、

「やっぱりイヤなことが起きた」

って、電気をつけないでずっといるんだよ。

だけど、明るいときは明るい話をしているの。

電気の必要ないのに、電気つけて、明るいことをしゃべってる。

暗いときに電気をつけるの。

明るくなったら、電気の必要はなくなる。

人はしあわせになるために生まれてきたのです。

だから、まず自分がしあわせになる。

世間の人は、他人がしあわせになるために、

自分を犠牲にしなさいって言う。

そうじゃないの。

自分がしあわせじゃないと、他人をしあわせにできません。

だって、募金するのだってそうでしょ。

お金を持っていなかったら、募金できない。

だから、まず、自分がしあわせになるのです。

私は、ロウソクみたいな生き方をしたいと思ってる。

ロウソクって、自分を燃やしながら、周りを照らすよね。

それで、自分の炎を他に分けても、炎は減らない。

最後まで燃えていって、燃え尽きる寸前の炎が一番大きい。

私もこんなふうに、人の心に灯をともしながら生きたいなって思うんだ。

「みんな、がんばってるね」なの。

そう言ってあげたとき、相手は思う。

「ああね自分のこと認めてくれた人がいたんだ」

そうすると、心に灯がともって、歩いていく勇気が湧いてくる。

説教されたって、何をやったって、人は動けない。

わかんないって、わかる必要はない。

駆け足が急に速くなるとか、歌が急にうまくなるとかってない。

大事なのは、その中でどうやったら、

自分がしあわせに生きられるかなんです。

悩みとは、自分でどうにもできないこと。

どうにもならないから、悩んでいる。

それが悩みの特徴。

でも、人はそのことで一生悩んだままかというと、そうじゃない。

みなさんは、１年前に自分が何に悩んでいたか、覚えていますか。

あなたが今悩んでいることも、１年後にはなくなってしまうんです。

いいことを足していけば、

人生が今より、うんと楽しくなるよ。

誰でもみんな何かしらいいことがあるんだよ。

人間って、誰でも光を持って生まれているんだよ。

オーラというと、私は仮に宇宙エネルギーと呼んでいる。

この世にあるものすべて、この宇宙エネルギーで作られている。

宇宙エネルギーが、体から出ているところが、フアっと光って見える。

そのフアっていう光がオーラ。

オーラは、いつも笑顔で愛のある言葉をしゃべってると、

自然に大きくなる。