目次
1 今日のパワーメンターと著書
今日は、オザビエル(私)が、
心理学博士
小林 正観(こばやし せいかん)さんの
『100%幸せな1%の人々』から学んだ
宇宙構造を変える力がある
「パワーフレーズ」をお届けします。
2 好きな言葉は「ありがとう」
就職活動をしていた女性の話です。
その女性ははじめ、
「自分は三流大学だから、就職はむずかしいのではないか」
と考えていたそうです。
ある会社の集団面接に行ってみると、次のような質問をされました。
「好きな言葉は何ですか?」
その面接には、彼女を含めて15人の学生がいたそうですが、
彼女を除いた14人は、みんな「努力」と答えたそうです。
ところが彼女だけが「ありがとう」と答えました。
「筆記試験も全然できなかったから、どうせ受からないだろうし、
最後くらい媚を売るのをやめて、自分が本当に思っていることを言おう」
と考えたのだそうです。
面接官は、彼女の返答が意外に思えたのか、
「『ありがとう』とは、どういうことですか?」と聞き返しました。
彼女は、こう答えます。
「実は私の母が、『ありがとう』という言葉が好きで、
家の中でも、ずっと言っているんです。そして、
それを聞いていた家族も、みんな『ありがとう』を言うようになって、
温かく、仲のよい家族になれました」
それから2週間後、彼女のもとに採用通知が届きました。
しかも、のこりの14人は誰ひとり採用されていなかったそうです。
3 心を込めなくてもいいから「ありがとう」
また、ある男性が足を骨折、全治3週間と診断されました。
複雑骨折ということで、体をねじることができず、
天井を見たまま同じ姿勢で過ごさねばなりませんでした。
そんなとき、同室だった人が
「毎日『ありがとう』を100回言うといい」と
アドバイスしてくれたのだそうです。
「どうせすることがない。何もできない状態なんだから、やってみるか」
という気になり、
「ヒマつぶしに、心を込めない状態」でやり始めたそうです。
そうしたら、不思議なことに、足がどんどんよくなってきたのだとか。
「はじめは馬鹿にしていた」のが、
ついには「治りたい一心で」
心を込めて「祈るような気持ちで」口にするようになりました。
結論としては「全治3か月」が、
なんと3分の1の1か月で治ったというのです。
事故や病気で体が傷んだとき、あるいは故障したとき
「心を込めなくてもいい」から「ありがとう」を
毎日何百回も言っていると、その治りが早くなるらしい……。
もしかすると、「ありがとう」という言葉には、ものの構造を変える力、
宇宙構造を変える力、呪文のような力があるのかもしれません。
「心を込める必要がない。言葉それだけで、ものすごいパワーがある」
らしい……。
そう考えたら、
この「ありがとう」は、ものすごい広がりを持ってくるのです。
たとえば、「風邪をひかないでいてくれて、ありがとう」
と何百回も口にしてみる。
そうすることによって、
風邪をひきにくい体ができる……のかもしれません。
たまたま風邪をひいてしまったら
「治ってくれてありがとう」を何百回も言う。
本当に治りが早くなるかもしれないのです。
「なぜ」という質問には、私も上手に答えることができません。
ただ、いくつかの実例によって、
「ありがとう」という言葉は、魔法の言葉なのかもしれない
と思うようになりました。
何か解決したい問題ができたら、
ぜひ、「ありがとう」をたくさん言ってみてください。
4 オザビエルの願い
「ありがとう」を
毎日何百回も言っていると、体の傷みの治りが早くなる。
「ありがとう」という言葉は、魔法の言葉。
家族で、『ありがとう』をたくさん言って、
毎日起きる問題を解決していきたいと思います。
そして、「ありがとう」をたくさん言って
体の傷みを改善していきたいと思います。
出典 『100%幸せな1%の人々』 小林 正観(こばやし せいかん) 発行所 中経出版 画像はヤフー検索から