18 政治参加と世論

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政治参加と世論をわかりやすく解説します。

1 政治参加

民主政治では、主権者である国民政治参加が求められています。
政治参加には、
  • 選挙(投票・立候補)
  • 条例制定や議会解散を求める直接請求
  • 公聴会や審議会への参加
  • 議員や行政機関への請願
  • 政党の活動への参加
  • 大衆活動(デモなど)への参加
  • マスコミの世論づくりへの参加
  • 利益団体の活動への参加
  • インターネットによる政治参加

などの方法があります。

近年は、選挙投票率の低下が問題になっています。

その背景には、政治家を自分たちの「代表だと思わない」、政党や政治家に課題解決を期待できないとの声が多く、国民の政治不信が高まっており、特に若い層にその傾向が強いことが明らかになっています。

2 世論とマスメディア

世論とは、政治、経済や社会について、多くの国民がもっている意見のことです。
世論のあり方に大きな影響をおよぼすのが、新聞・雑誌・テレビ・ラジオなどのマスメディアです。
マスメディアは、私たち国民政治を結ぶ大切な役割を果たしています。
インターネットは、マスメディアを通さずに、政治家と利用者が直接的に関係を築くことができる新しい政治参加の方法です。

3 政治とメディアリテラシー

メディアリテラシーとは、次の3つを構成要素とする、複合的な能力のこと。

  1. メディアを主体的に読み解く能力。
  2. メディアにアクセスし、活用する能力。
  3. メディアを通じコミュニケーションする能力。特に、情報の読み手との相互作用的(インタラクティブ) コミュニケーション能力。

※ ITリテラシーとは、インターネット上に存在する情報を正しく理解し活用できる能力のこと

さあ、基礎・基本の用語をしっかり覚えましょう。

◎ 基礎・基本の用語

〇 投票率(とうひょりつ)- 有権者総数に対する投票者の割合

〇 世論(せろん)- 多くの国民がもっている意見  

〇 マスメディア - 新聞・雑誌・テレビ・ラジオなど  

〇 インターネット - 世界中のコンピュータなどの情報機器を接続するネットワーク  

〇 メディアリテラシー - マスメディアの情報について、何がより客観的であり真実であるかを判断し、活用できる能力

👉国政選挙の投票率は、令和4年7月に行われた第26回参議院議員通常選挙では、%となっています。に当てはまる数字次から選びなさい。

74.54  B  65.02%   C  58.64%    D  52.05 

答えは最後に

 ふり返り

 に当てはまる言葉を答えなさい。

 (①)とは、有権者総数に対する投票者の割合のことです。

 (②)とは、多くの国民がもっている意見のことです。

 (③)とは、新聞・雑誌・テレビ・ラジオなどのことです。

 (④)とは、世界中のコンピュータなどの情報機器を接続するネットワークのことです。

 (⑤)とは、マスメディアの情報について、何がより客観的であり真実であるかを判断し、活用できる能力のことです。

💮 答え

① 投票率(とうひょりつ)

② 世論(せろん)

③ マスメディア

 インターネット

 メディアリテラシー

👉国政選挙の投票率は、令和4年7月に行われた第26回参議院議員通常選挙では、%となっています。に当てはまる数字次から選びなさい。

74.54  B  65.02%   C  58.64%    D  52.05 

答え   52.05 (国政選挙における投票率推移 – 総務省)

これで基礎学力バッチリです。

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