16 人生後半の潔い生き方 

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今日は、オザビエル(私)が、

婦人公論増刊

曽野 綾子(その あやこ)さんに学ぶ人生後半の潔い生き方』から

実践していきたい

幸齢者mind」をお届けします。

1 人間関係 (^_^)

人生後半に入ったら、

立ち止まらなくては

悲しくても立ち止まり、

不運なことにも立ち止まり、

嫉妬をせず、

人を羨まず、

そして一番重要なのは

(あきら)めること

 

世の中には、

頑張っても

どうにもならないことが、

いくらもあります。

私はアフリカの現状を

何十年と見続けてきた経験から、

運命の不公平があるのが

人間世界なのだと痛感しました。

少なくとも、

それをわかっている人としか、

つきあいたくないなと思います。

 

普通の暮らしをさせていただいているだけで、

なんとありがたいことか

だから残りの人生も、

私は多くを望まないで

過ごしていきたい。

2 夫婦 (^_^)

親しき仲にも礼儀あり

というのは

夫婦の間でも必要な気がします。

日本には、家に帰ったら

お父さんはステテコ一枚、

お母さんはスッピンみたいな、

家庭では無作法でいいような

空気があります。

ところが、聖書のなかに

愛は無作法をしない」という

日本人には思いもよらない

言葉があるんです。

それを知ったときは

目からウロコが落ちる思いがしました。

私なりに解釈すると、

家庭で気を許すことも必要だけど、

見苦しい行動をしたり

喧嘩腰でものを言ったりしてはいけない、

ということなのでしょう。

3 健康 (^_^)

やはり一番大切なことは、

心身ともに出来る限り

自立」することでしょうね。

私は実の母、義理の両親の3人を

この家で見送っています。

もちろん、忙しいときには

周囲に手助けをしていただいたこともありますが、

私たち夫婦が最後まで

責任をもって一緒に暮らしました。

その間に、あらゆる老年の過程というものを

学ばせてもらいましたので、

人間にどんなことが起こり、

どうなっていくかは、

よくわかっているつもりです。

ですから、自立が大好きな私ですが、

いよいよ本当に動けなくなったら、

最後にどこかに入れていただくことになるかしら、

とは思っています。

 

でも、自分で動けるうちは、

好きな花を植え、野菜を育て、料理をつくり、

しっかり食べ、読書をし、体をちゃんと動かしながら、

1日1日過ごしていきたいですね。

健康維持の秘訣とは、

こういった当たり前のことの積み重ねなのでは

ないでしようか。

 

4 理想の老後 (^_^)

実は「手持ちのもので闘うこと」は、

大切な生き方のテクニックのひとつかもね。

挑戦であり、楽しみでもあるんですよ。

性格も料理の材料と同じですね。

「神経質な人」も「のんびり屋さん」も、

その性格を武器にして闘えばいい。

 

人生の半分は自分のせいですけど、

残り半分は神様のせいです(笑)。

気を付けるべきところは気を付け、

備えるべきところは備えたら、

そのうえで起こったことは

すべて必然なんでしょう。

期待しすぎることも

絶望しすぎることもなく、

必然を楽しんで生きるのが、

幸せに老後を生きるコツだと

いえるかもしれませんね。

5 病を寄せつけない副交感神経アップの方法 

※ 交感神経アクセル副交感神経ブレーキ

= 「長寿村」のみなさんは、見事に「自律神経のバランスが良い生活」をしている。

 ( 医学博士 小林 弘幸 順天堂大学医学部教授

1 ぬるめ(39度から40度)のお風呂に入る

  寝つきもよくなる

 

2 腹八分で1日3食 

  できるだけゆっくり時間をかけて食べる

 

3 腸内環境によい物を食べる

  ヨーグルトや納豆などの乳酸菌を含んだ発酵食品や、バナナや海藻類、キノコ類など便の材料となる食物繊維が豊富な食品

 

4 ガムをリズミカルに噛む

  リズミカルな咀嚼(そしゃく)は副交感神経をアップさせるのに最適で、かつ簡単な方法

 

5 エレベーターを使わない

  運動をして血流を上げることは、副交感神経を優位にする効果がある(ウォーキングなどの穏やかな運動がおすすめです)

 

6 正しいストレッチをする

  血流を刺激し、交感神経と副交感神経のバランスを整えることができる

 

7 1対2の呼吸法

  吸うときは交感神経が、吐くときは副交感神経が刺激されます。吸ったときの倍の時間をかけて息を吐き出すと、血管が開き、末梢まで血流がよくなります

 

8 ロックを聴く

  副交感神経の働きを上げるのに適している音楽はロックです(レディ-・ガガの曲がとくにおすすめですよ)

 

9 花を一輪飾る

  心がなごむものを見ると、副交感神経が優位になります(とくに花や緑など自然のものは効果大)

 

10 口角を上げる

  口角を上げて笑顔を作るだけで、副交感神経の数値が上がる

6 今日の金言  曽野綾子(その あやこ)

人間関係ほど、

難しいものはありません。

どんな人でも

必ず誰かに好かれ、

誰かに嫌われている。

諦めはどんな場合にも

有効な解決法だ。

自分の命にせよ、

不運にせよ、

最初から少し諦めていれば、

深く絶望したり

恨んだりすることもない。

贅沢を言わなければ、

逃げ道はたくさんあるはずです。

今の生活のレベルを

落としたくないと思うから、

他の選択肢がなくなるのです。

普通の暮らしを

させていただいているだけで、

なんとありがたいことか。

 

オザビエル(私)もいつもそう思っています。

 

予防・対処をきちんとした後は、

必然を楽しんで生きるのが、

幸せに老後を生きるコツなのでしょう。

 

さあ、

今日もコツコツと

努力・精進してまいりましょう。

出典 『曽野綾子さんに学ぶ人生後半の潔い生き方』 婦人公論 (ふじんこうろん)平成26年3月15日増刊 出版社 中央公論新社 画像はヤフー検索から

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