目次
1 今日のパワーメンターと著書
今日は、オザビエル(私)が、
心理カウンセラー 植西 聰(うえにし あきら)さんの著書
『ツライときこそ幸運はたまる - 心配しなくても大丈夫!』 から学んだ
幸運を手に入れる 「パワーフレーズ」をお届けします。
2 災いが大きいぶん福も大きい
昭和期に貧乏な家庭に育った一人の少年がいました。
その少年は鍛冶屋で丁稚奉公として働いていたのですが、
知人の勧めで、時津風部屋という相撲部屋に入門しました。
前人未到の69連勝という大記録を作った、
元横綱・双葉山の時津風部屋の指導は大変厳しかったため、
少年は入門数か月後にして早くも辞めることを考えました。
そんな少年の心を見透かしたのでしょう。
時津風親方は、少年にこう言ったのです。
「お前は将来、お金持ちになりたいか。
お金持ちになりたいなら、一つだけ確実な方法がある。
それは出世して、番付の地位を上げることだ。
そうなるためには、厳しい稽古をしなければならない。
でも、厳しい稽古をすればするほど、大きな見返りが期待できるのだよ」
親方のこの言葉で発奮した少年は、猛稽古をするようになり、
「北葉山」という四股名で、
とうとう大関にまで登りつめるに至ったのです。
3 試練があるほど手にする成果も大きい
人生も同じで厳しい試練が少なければ、
手にする成果も少なくなります。
逆に試練が大きければ、手にする成果も大きくなります。
つまり、振り子みたいなものです。
振り子を片側から大きく振ると、
その反動で振り子は反対側にも大きく振れます。
しかし、揺れの幅が小さいと、反対側にも、小さくしか振れません。
それと同じ仕組みになっているのです。
言い換えると、災いが大きいのは、それだけ揺れが激しい証拠で、
その反動によって大きな幸運のほうに
人生が導かれる可能性が強いのです。
4 オザビエルの願い
人生は山あり谷あり、と同じですね。
必ずいいことがあれば、必ず、困ることが起こります。
不思議ですが、本当です。
いいことは山ほど起こり、困ることは極力少なくなるよう
日頃から準備・対策をしておきましょう。
出典 『ツライときこそ幸運はたまる - 心配しなくても大丈夫!』 植西 聰(うえにし あきら) 出版社 PHP研究所 画像はヤフー検索から