150 運命の導き

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1 今日のパワーメンターと著書

今日は、オザビエル(私)が、

心理カウンセラー 植西 聰(うえにし あきら)さんの著書

ツライときこそ幸運はたまる心配しなくても大丈夫!』 から学んだ

幸運を手に入れる 「パワーフレーズ」をお届けします。

 ヨーロッパ周遊旅行を断念したおかげで

40代のある主婦の話です。

 

彼女はヨーロッパ周遊旅行を夢見ていました。

いつか、だんさんに長期休暇をとってもらい、2人で行こうと考え、

コツコツと100万円のお金をためたのです。

 

ところが、あるとき、突然旦那さんが

「会社をめて、フランチャイズに加盟できるうどん屋を始める」

と言い出しました。

 

しかし、フランチャイズに加盟するためには加盟金が必要で、

どうしても100万円のお金が足りません。

そこで、彼女はヨーロッパへ旅行に行くのをあきらめ、

そのお金をフランチャイズの加盟料として

用立てしてあげることにしました。

 

すると、旦那さんの始めたうどん屋は予想外にはんじょうし、

数年後、ないの一等地にマンションを購入することができたのです。

 

つまり、ヨーロッパ周遊旅行を断念したおかげで、

後年、マンションを購入するというほうさずかることができたのです。

 稲盛和夫さんは就職活動に失敗したおかげで

今度は京セラの創業者・稲盛いなもりかずさんの例を紹介しましょう。

 

稲盛さんは大学生のとき、就職活動にことごとく失敗し、

第一志望の会社どころか、第二志望、第三志望の会社にも

入ることができませんでした。

 

そのため、京都にある小さながい(陶磁器製・合成樹脂製の器具)の製作会社に入社したのです。

しかも、その会社の社員たちは、みんな、やる気がなく、

ちょっとでも難しい仕事が舞い込むと、

ウチでは開発できない」と言ってしり込みしてしまう始末なのです。

 

普通の人なら、この時点でせつ感を味わい、

将来に対して、夢も希望もなくすでしょう。

 

しかし、稲盛さんは違いました。

運命のみちびきというべきか、

その会社で仕事をしているうちにセラミックの重要性に目覚めざめ、

ひたすらセラミック製品の開発に打ち込んだのです。

 

そして、ついには、「会社を作りたまえ。私たちも応援するから……

と言ってくれる先輩たちの応援・協力によって、

京都セラミックを設立することができたのです。

 願望がかなわないのは、運気をためること

この2つの話を通して言いたいのは、

願望がかなわないことにも意味があるということです。

 

前者の主婦の場合で言うと、ヨーロッパ周遊旅行に行けなかったのは、

ご主人がうどん屋を始め、成功をおさめることで、

都内にマンションが購入できるようになるための

神様の誘導であったのです。

 

稲盛和夫さんの場合で言うと、就職活動に失敗したのは、

京セラを設立するための

神様の誘導であったのです。

逆に言えば、もし、稲盛さんが第一志望の会社に入っていたら、

セラミックの重要性に気づくこともなかったでしょうし、

そうなれば、京セラの誕生もなかったかもしれないのです。

 

言い換えると、2人とも、願望がかなわなかったおかげで、

運気をためることができたともいえるのです。

そうです。願望がかなわないというのは、

そのぶん、幸運エネルギー貯蓄ちょちくしているしょうなのです。

 

したがって、何事も願望がかなわないからといって、

ガッカリすることはありません。むしろ、

神様のプランは、自分が考えているプランよりもはるかに素晴らしい」

と考えるようにすれば、そこから「意味」を感じ取れるようになり、

人生に大いなる希望を見出せるようになると思います。  

5 オザビエルの願い

願望がかなわなかったおかげで、運気をためることができた。

願望がかなわないというのは、そのぶん、幸運エネルギーを貯めている

 

神様のプランを信じ、ひたすら導かれた学業や仕事に打ち込みましょう。

出典 『ツライときこそ幸運はたまる心配しなくても大丈夫!』 植西 聰(うえにし あきら) 出版社  PHP研究所 画像はヤフー検索から

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