画像 三権分立 衆議院から
民主政治のしくみをわかりやすく解説します。
目次
1 権力分立
権力が1か所に集中すると濫用されるおそれがあるため、権力をいくつかに分割し、互いに抑制と均衡をとる工夫がされています(権力分立)。
権力分立のしくみには、地方分権と三権分立があります。
国の権力を立法権・行政権・司法権の三つに分けるしくみを三権分立といいます。
国の三権は、それぞれ国会、内閣、裁判所によって担当されます。
2 主権者としての国民
国民が主権者として、政治のあり方を最終的に決めることを国民主権と言います。
日本国憲法の三つの基本原則の一つです。
3 政治に参加するしくみ
民主政治には、国民が重要な決定に直接参加すするしくみ(直接民主制)と、国民(住民)が、自分が選んだ代表者を通じて、間接的に政治に参加するしくみ(間接民主制)があります。
間接民主制は、議会制民主主義(代議制)ともいいます。
さあ、基礎・基本の用語をしっかり覚えましょう。
◎ 基礎・基本の用語
〇 権力分立(けんりょくぶんりつ)- 権力をいくつかに分割し、互いに抑制と均衡をとる工夫
〇 三権分立(さんけんぶんりつ)- 国の権力を立法権・行政権・司法権の三つに分けるしくみ
〇 国民主権(こくみんしゅけん)- 国民が政治のあり方を最終的に決めること
〇 直接民主制(ちょくせつみんしゅせい)- 国民が重要な決定に直接参加するしくみ
〇 間接民主制(かんせつみんしゅせい)- 国民(住民)が、自分が選んだ代表者を通じて、間接的に政治に参加するしくみ
A 150人 B 350人 C 750人 D 1050人
☆ ふり返り
◇ ①~⑤に当てはまる言葉を答えなさい。
1 (①)とは、権力をいくつかに分割し、互いに抑制と均衡をとる工夫のことです。
2 (②)とは、国の権力を立法権・行政権・司法権の三つに分けるしくみのことです。
3 (③)とは、国民が政治のあり方を最終的に決めることです。
4 (④)とは、国民が重要な決定に直接参加するしくみのことです。
5 (⑤)とは、国民(住民)が、自分が選んだ代表者を通じて、間接的に政治に参加するしくみのことです。
💮 答え
① 権力分立(けんりょくぶんりつ)
② 三権分立(さんけんぶんりつ)
③ 国民主権(こくみんしゅけん)社()
④ 直接民主制(ちょくせつみんしゅせい)
⑤ 間接民主制(かんせつみんしゅせい)
A 150人 B 350人 C 750人 D 1050人
答え B 350人
これで基礎学力バッチリです。