目次
1 今日のパワーメンターと著書
今日は、オザビエル(私)が、
心理学博士
小林 正観(こばやし せいかん)さんの
『「人生を楽しむ」ための30法則』から学んだ
子どもが母親の元に行こうと思った
「動機」をお届けします。
2 生まれる前に、上からお母さんを見下ろしていた
子どもが日本語を、ちゃんとした言葉を話し出すのは、
だいたい2歳半くらいです。
3歳くらいになると、日本語をしっかりした文章で話すようになります。
その話し始めた子どもたちに、
「お母さんのところに来る前に、あなたはどこにいたの」
と聞いてみた人たちがいました。
すると、その記憶を宿していて、
話してくれた子どもたちが、私の知る限りでは20人います。
この20人の子どもたちは、ほとんどが3歳から4歳の間でした。
生まれる前の記憶があっても、
2歳半までは、言葉でうまく表現することができず、
4歳半くらいになると、今度は記憶が薄らいでくる、
というので、だいたい3歳児にこういう例が多いようです。
そして、この子たちが全国にいて、
20人の親同士が友人であることはなく、
もちろん、子ども同士が知っているということもありません。
一人一人が全部、その子の独立した記憶を聞いている親の話です。
この子どもたちは、20人とも生まれる前にの状態について
答えたことが共通しています。
生まれる前に、上からお母さんを見下ろしていたといいます。
そして、お母さんが寂しそうだったので、
この人の話し相手をしてあげようと思った。
そうしたら、このお母さんの子どもとして生まれてきた、というのです。
3 この人の話し相手をしてあげようと思った
子どもがこのお母さんの元に行こう、と思ったのは
母親が寂しそうだったから、という動機らしい。
夫婦げんかをしていたり、休日も父親が忙しくていなかったり、
という状況で母親が寂しい思いをしているのを、
上から見下ろしていたのかもしれません。
20人とも横の連絡のない子どもたちの記憶を
それぞれに辿っていったときに、
そこに共通項があったというのは、面白い話でした。
4 オザビエルの願い
オザビエル(私)の家族の場合も、
お話の大好きな妻が、「話し相手になってくれる人?」と呼びかけて、
2人の子どもが手を挙げたのだと思います。
今、母親を思いやる2人の子どもが生まれたことに、大変感謝しています。
出典 『「人生を楽しむ」ための30法則』(発行所 講談社) 小林 正観(こばやし せいかん) 画像はヤフー検索から