目次
1 今日のパワーメンターと著書
今日は、オザビエル(私)が、
累計納税額日本一
斎藤一人(さいとう ひとり)さんの著書
『強運』から学んだ
何かの分野で偉くなる
「パワーフレーズ」をお届けします。
2 貧乏だから、顔晴ればいいんだ
松下幸之助さんは、「自分をここまで上げてくれたのは、『三つのこと』
しか考えられない」と言っています。
「三つのこと」とは、
一つ目は「家が貧しかったこと」。
二つ目は「小学校しか出ていないこと」。
三つ目は「体が弱かったこと」。
松下幸之助さんは、
- 貧しいがゆえに、お金持ちになろうと思ったんです。
- 学校を出ていないがゆえに、「学ばなきゃいけない」と思って、いろんな本を読んだんです。
- 自分の体が弱いがゆえに、人を育てて、仕事をまかせなきゃいけないと思ったんです。
でも、この「三つのこと」って、よく考えると普通の人が、何かできないときの言い訳に使うことばかりです。
「貧しいから、できなかったんだとか」。
「学校に行ってないから、ダメなんだ」とか。
「体が弱いから、あきらめたんだ」とか。
ダメな理由になるようなものを全部、
「私を成功させてくれたのは、この三つしか考えられない」
と松下幸之助さんは言っているんです。
実は、世界の偉人とか、何かの分野で偉くなった人って、
ほとんどの人が子どものころ、貧しかったんです。
だとすると「貧乏」と「偉くなれない」ってことは、イコールじゃない。
「貧乏人だからダメなんだ」と思うか、
「オレは貧乏だから、顔晴ればいいんだ」と思うかの違いです。
それに気づくことが「強運」なんです。
3 お金がないなら、働く
「僕の家は貧乏だから、奨学金もらって学校に行くんだ」
って言う人がいます。
勉強が好きな人は、奨学金、もらっていいんです。
だけど、奨学金もらうほど、勉強が好きじゃない人もいますよね。
そういう人は、働けばいいんです。
お金がないなら、働く。とてもシンプルな選択です。
でも学校に行かないで働くって、
恥ずかしいことみたいに思っている人がいますね。
でも、本当に恥ずかしいことなんですか?
働くことを選ぶのって、恥ずかしいことなんですか?
よく考えてみてください。
あなたが一生懸命働いていたら、
必ずあなたを応援する人が出てくるんです。
あなたのやってる努力を、世間は必ず見ています。
たとえば高校野球でも、選手たちが一生懸命やってるから、
応援が出るんです。
炎天下で一生懸命練習して、それでも甲子園に行けなかったとする。
甲子園に行けなくたって、いいんです。
その人が会社に入ったときに、
「あの炎天下でやっていたことに比べたら、
会社の仕事なんてラクなもんですよ」
と言って一生懸命仕事したとします。
その人は絶対、出世します。
昔やった努力というのは、必ず後になって生きてくるんです。
4 オザビエルの願い
プロ野球オリックス・バファローズの 宮城大弥 投手(22)は、
貧しい家庭環境をバネに才能を開花させました。
「オレは貧乏だから、顔晴ればいいんだ」
という強い気持ちで、強運を招くことを願っています。
出典 『強運』 斎藤 一人(さいとう ひとり) 出版社 PHP研究所 画像はヤフー検索から