118 チャンスの階段を上る

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豊臣秀吉

1 今日のパワーメンターと著書

今日は、オザビエル(私)が、

累計納税額日本一

斎藤 一人(さいとう ひとり)さんの著書

普通はつらいよから学んだ

信念を持って一段ずつ上がっていく

パワーフレーズ」をお届けします。

2 階段を一段一段上がる 

普通はつらいよ―おもしろくて、楽しくて、すずやかに生きるコツ

心のフィルムを入れえれば、いろんなチャンスが出てきます。

そのチャンスが出てきたときに、

それを逃さずに実行することが大事です。

 

百姓の秀吉ひでよしには、いきなり天下取りのチャンスなど出てきません。

最初に出てくるチャンスは、いちばん下の足軽あしがるやとってもらうこと。

それも、立派なだいみょうではなくて、

織田おだ家などという、いつつぶれるかわからないような大名家

いつ殿様とのさまの首が飛ぶか、自分の首が飛ぶか

わからないような家柄いえがらのところしか雇ってくれないのです。

でも、それを「チャンスだ、ありがたい」と

秀吉は喜んでらえたのです。

チャンスといっても、いきなり大きなチャンスはやってきません。

チャンスを願っていたら、急に大金持ちになるようなチャンス

やってくると思っている人がいるけれど、

そんなにうまくはいきません。

世の中は、階段を一段一段がるように物事は起きるのです。

 

だから、『太閤記』を読んだほうがいい。

太閤記』を読めば、天下を取れる人物なのかがよくわかる。

天下を取れる人というのは、

どんな困難でも「ありがたい」と思うのです。

そして、人がやらないような危険をおかす。

しかし、そんな危険なことをやっても、死なないのです。

それこそ、死なないほどの信念を持っている。

それで一段ずつ、一段ずつ上がっていく。

織田信長のぶながについたから、秀吉は出世できたわけではないのです。

秀吉がいたから、織田信長はあそこまで上がれたのです。

それを、勘違かんちがいしてはいけません。

だから、考え方のフィルムを替えようよ。

10円もらったら、もらった人に20円分とくをさせようよ。

もらった分以上に、必ずをさせるのです。

イベントが催された日の東京ビッグサイトの様子の写真

3 目の前にやってきていることがチャンス 

普通はつらいよ―おもしろくて、楽しくて、すずやかに生きるコツ

私が講演会を開くのだって同じです。

来た人にそんをさせたくないと思うから、一生懸命話すのです。

そう思ってやってきたら、今では何千人と集まってくれて、

東京ビッグサイトで講演をするようになった。

一人ひとりさん、ビッグサイトで講演をするなんてすごいですね」

とか言われる。

私だって、いきなりビッグサイトで講演をしていたわけではありません。

最初は喫茶店で話をしていたのです(笑)。

そうしたら、だんだん、だんだん数が増えてきた。

気づいたら、ビッグサイトで話すまでになっていたのです。

 

いちばん最初からすごいチャンスが来ることはありません。

今、あなたの目の前にやってきていることがチャンスなのです。

今、目の前の問題を一生懸命やればいい。

それをクリアしたら、次にもう一段上が来る。

「これが嫌だ」「あれが嫌だ」などと言っていては、

階段を上がっていくことはできません。

 

秀吉はそんなこと言わなかった。

織田家の足軽じゃ嫌だ」と言っていたら、

秀吉だってずっと出世なんかに無縁だったのでしょう。

 オザビエルの願い

目の前のことを一生懸命やっていく。

そして、一段ずつ、一段ずつ階段を上がっていきます。

いきなり夢がかなったりしません。

どうか、考え方のフィルムを替えて、信念を持ち、

チャンスの階段をのぼっていくことを願っています。

出典 『普通はつらいよ』 斎藤 一人(さいとう ひとり) 発行所 マキノ出版 画像はヤフー検索から

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