目次
1 今日のパワーメンターと著書
今日は、オザビエル(私)が、
心理学博士
小林 正観(こばやし せいかん)さんの著書
『「ありがとう」のすごい秘密 』から学んだ
「ありがとう」を言い続けると神秘が起こる
「パワーフレーズ」をお届けします。
2 親と子の関係に神と人間の関係が映し込まれている
親が子どもに何かをしてあげたことに対して、
子どもが別に恩義を感じていなくても、
親はしてあげようと思うものです。
その子が「ありがとう」とお礼を言ってくれたら
親はもっとしてあげようと思います。
その「ありがとう」に心がこもっていなくてもです。
この親と子どもの関係は、人間にしか存在しない関係です。
カラスがひなに餌を与えていても、ひなには、お礼の気持ちがない。
動物にとって、親に育ててもらうのは当たり前で、
自分が餌をとれるようになると、みんな独り立ちしていきます。
人間だけが、親が子どもからお礼を言われると
もっとしてあげたいという心になるようです。
なぜかというと、神様は、神と人間の関係を
親と子の関係に映し込んだからです。
神が人間に対して思っていることを、
人間の親子という関係に映し込んで、
人間がわかるようにしたのです。
この親子の関係がわかると、神に対して
私たちはどのように接するかという1つの方法が見えてきます。
神は人間の親子に与えた「情」そのものが
神と人間の間にも存在していると教えてくれています。
それがわかったら、本当は心の底から思っているわけではなくても
損得勘定でもいいから「ありがとう」とお礼を言ったほうがいい。
3 いつの間にか心の底からの「ありがとう」に変わる
ところが面白いことに神は、さらにそこに神秘を隠しています。
心を込めない「ありがとう」を言い続けて、ある回数を超えると、
いつの間にか心の底から「ありがとう」が出てくるようになります。
これは、すごい能力です。
心をこめない「ありがとう」が、
いつの間にか本人も気がつかないうちに、
心の底からの「ありがとう」に変わります。
まるで神様のようです(笑)。
ですから、どこで切り替わるかというのを自分で考える必要はないし、
自分の意思で心の底から「ありがとう」を言わなくてはいけない
と思う必要もありません。
とにかく神様は損得勘定でもいいから、
「ありがとう」を言っている人たちに対して
こういう神秘を起こしてくれるということを覚えておいてください。
4 オザビエルの願い
心を込めない「ありがとう」を言い続けて、ある回数を超えると、
いつの間にか心の底から「ありがとう」が出てくるようになります。
神も親も、もっとしてあげようと応援してくれます。
日頃から、感謝の気持ちを忘れず少しずつ前進します。
出典 『「ありがとう」のすごい秘密 』 小林 正観(こばやし せいかん) 発行所 KADOKAWA 画像はYahoo検索から