111 ナガタ、ナガサキという生き方

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伊吹山頂上の日本武尊

1 今日のパワーメンターと著書

今日は、オザビエル(私)が、

心理学博士

小林 正観(こばやし せいかん)さんの著書

『「ありがとう」のすごい秘密 』から学んだ

ナガタナガサキの精神で自分も楽しく幸せになる

パワーフレーズ」をお届けします。

2 天翔ける日本武尊(ヤマトタケル)』に

「ありがとう」のすごい秘密

作家の神渡かみわた良平さんが書いた『天ける日本武尊』に

こんなことが書いてありました。

 

わたしたちが先祖代々伝えられてきたことは、

非常に単純で明快なことで、二つのことに集約される。

 

一つ目は、なんじたのしい)という生き方じゃ。

あなたが楽しいと思ってくださることが私の幸せです

と、他の人の楽しみを思いやる生き方をすれば、

こちらも不思議に栄えていくのじゃ。

 

二つ目は、なんじさいわサキ)という生き方じゃ。

他の人の幸せを望み、

何か私でお役に立つことがあれば嬉しい』と思って行動する。

あなたに幸せに思っていただくために、私は何をどうしましょうか』といつも相手をづかって生きるのじゃ。

 

二つとも、『お先にどうぞ』とゆずる精神じゃ。

このサキという生き方こそ、

天地をつらぬく幸せの原理だと思う。

 

生きている間に、どれだけの人を幸せにできただろうか?

どれだけの人に希望や生きる力を与えることができただろうか?

生きている間に出会ったまわりの人々-

親を初めとして、夫や妻、兄弟、わが子、友人、仲間たちを、

どれほど楽しくさせてあげられただろうか?

どれほどの人を思いやることができただろうかを自省し、行動する。

そんな生き方を『ナガタ』『ナガサキ』」という。

今でもよく、『何か私にできることがあつたら、

どうぞおっしゃってください』と口にするし、

あなたのお幸せを心よりお祈りします』とも言うが

われわれの中には、そういったナガタナガサキの精神が、

知らず知らずのうちに受け継がれているのじゃ。

その結果、を文化の中心にえた世の中が生まれてきたんじゃ

神渡良平著/『天翔ける日本武尊』(下)致知出版社

天照大神の無料素材の画像

3 天照大神あまてらすおおみかみ)の誕生

「ありがとう」のすごい秘密

これは、天照大神の教育係であった豊受とようけの教えですが、

やまと民族、日本の民族はずっと「ナガタナガサキ」という、

汝が楽しければが楽しい、汝が幸いであれば吾が幸いである

という生き方をしてきたのだと言っているわけです。

 

私が私がと主張するのではなく、この国の人間は

ナガタナガサキ」という理想で生きてきた、ということです。

 

日本の神話における天照大神の誕生について簡単に説明します。

伊弉いざ諾尊なぎのみこと伊弉いざ冉尊なみのみことは結婚しましたが、

伊弉冉尊は先に死んでしまいます。

それを悲しんだ伊弉諾尊泉国みのくにに迎えに行ったところ、

伊弉諾尊に「もどれるかどうかこちらのに相談します。

ただし、その間絶対に私を見てはいけません

と言われて待っていましたが、

伊弉諾尊は中をのぞいて姿を見てしまいます。

そうしたら、伊弉冉尊の顔はぐにゃぐにゃでうじがわいているようだった。それを見られた伊弉冉尊は怒って伊弉諾尊を追いかけます。

伊弉諾尊は逃げて、逃げて、逃げて、

そしてきれいなに飛び込んで体をきよめました。

それをけがれを清めるという意味で「みそぎ」の始まりになりました。

 

伊弉諾尊みそぎをした結果、黄泉国の穢れを取り払い、

伊弉冉尊の追跡からものがれることができました。

最後に左目を洗うと天照大神が、

右目を洗うとつく読命よみのみことが、

鼻を洗うと戔嗚さのおのみことが生まれたということになっています。

 

私は今、が見えて、が聞こえて、自分で歩けて、

てきな友人に囲まれています。

そういう人たちに囲まれながら笑顔で、

伊勢神宮もうでることができました。

本当にありがたい気持ちで「ありがとう」と言うと

天照大神さんも喜んでくれるはずです。

※ 伊勢神宮内宮ないくうには、皇室の祖神おやがみであり日本人のおお御祖神である天照大神まつられています。

4 オザビエルの願い

ナガタナガサキ」という、

汝が楽しければが楽しい、汝が幸いであれば吾が幸いである

という生き方を、これから意識して、していきたいと思います。

出典 『「ありがとう」のすごい秘密 小林  正観(こばやし  せいかん) 発行所 KADOKAWA 画像はYahoo検索から

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