11 国風文化

スポンサーリンク

🌸 10分集中してやれば、確実に実力アップします(できる)。

平等院鳳凰堂(びょうどういんほうおうどう)のイラスト

国風文化をわかりやすく解説します。

1 の滅亡

10世紀の初め、がほろび、(そう)が中国を統一した。
朝鮮半島では、高麗(こうらい)がおこり、新羅をほろぼした。
天皇貴族は、しばしば太宰府にやってくるの商人と貿易を行った。(=貿易)→ 優れた絹織物や香料、薬品などを買った。

2 国風文化(こくふうぶんか)

いつごろ 摂関政治のころに最も栄えた。10~11世紀ごろ
特色   唐風(とうふう)の文化を基にしながら、日本の風土や生活、日本人の感情にあった文化
にない手 おもに貴族
文字   漢字を変形させて、仮名文字(かなもじ)が作られた。
物語   作者不詳-「竹取物語」(990年ころ)が作られた。
和歌集  紀貫之(きのつらゆき)らは、「古今和歌集」(905年)をまとめた。
長編小説 紫式部(むらさきしきぶ)は、「源氏物語」(1007年)を書いた。
随筆   清少納言(せいしょうなごん)は、「枕草子」(1001年)を書いた。
建築様式 寝殿造(しんでんづくり)= 一つ一つの建物が廊下で結ばれ、広い庭や池が備えられた。
    大和絵(やまとえ)= ふすまや屏風に日本の風景が描かれた。
絵巻物- 「源氏物語絵巻」

3 浄土信仰

10世紀半ばには、浄土信仰(= 念仏を唱えて阿弥陀如来にすがり、死後に極楽浄土に生まれ変わることを願う)が都でおこった。
1053年 藤原頼通が、宇治(京都府)に平等院鳳凰堂(びょうどういんほうおうどう)を造らせた。

平等院鳳凰堂(びょうどういんほうおうどう)のイラスト

さあ、基礎・基本の用語をしっかり覚えましょう。

◎ 基礎・基本の用語

〇 国風文化(こくふうぶんか)

〇 仮名文字(かなもじ)

〇 紫式部(むらさきしきぶ)「源氏物語(げんじものがたり)」 

〇 清少納言(せいしょうなごん)「枕草子(まくらのそうし)」

〇 平等院鳳凰堂(びょうどういんほうおうどう)  一万円券 <裏面>図柄:鳳凰像(平等院)

👉次の漢字はくずして、何というひらがなになった?    

①太→  ②世→  ③波→  ④良→  ⑤川→    

答えは最後に

ふり返り

◇ に当てはまる言葉を答えなさい。

文化 = 平安時代の文化
いつごろ 摂関政治のころに最も栄えた。10~11世紀ごろ
文字   漢字を変形させて、(②)文字が作られた。
長編小説 (③)は、「源氏物語」(1007年)を書いた。
随筆   (④)は、「枕草子」(1001年)を書いた。
3 浄土信仰
1053年 藤原頼通が、宇治(京都府)に(⑤)を造らせた。

💮 答え

 国風文化(こくふうぶんか

 仮名文字(かなもじ

 紫式部(むらさきしきぶ)「源氏物語(げんじものがたり)」 

 清少納言(せいしょうなごん)「枕草子(まくらのそうし)」

 平等院鳳凰堂(びょうどういんほうおうどう)

👉次の漢字はくずして、何というひらがなになった?    

答え ①太→ ②世→ ③波→ ④良→ ⑤川→

10円硬貨表面の図柄は平等院鳳凰堂です。これで基礎学力バッチリです。

タイトルとURLをコピーしました