107 3つの知(知識・知恵・知性)

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1 今日のパワーメンターと著書

今日は、オザビエル(私)が、

心理学博士

小林 正観(こばやし せいかん)さんの著書

ありがとうの神様』から学んだ

多くの人から尊敬される

パワーフレーズ」をお届けします。

2 「知識」「知恵

ありがとうの神様

人は、「3つの」がそろって、はじめて尊敬されるようになります。

3つの」とは

  1. 知識
  2. 知恵
  3. 知性

です。

 

ひとつ目は、「知識」。

「知識なんかいらない」「知識は邪魔だ」と言う人もいますが、

人間には、最低限の「知識」が必要です。

 

2つ目は、「知恵」。

私が考える「知恵」とは、「知識」をいかに日常生活に埋め込むか、

実践するか、と言うことです。

「知っている」ことを「実践する」ことが「知恵」です。

 

たとえば、「いちいち」という言葉は、

「一生涯でこの人と会うときは、この1度だけと思いなさい。

生涯で最後かもしれない。だから、その人を大事にしなさい」

という教えですが、それを知っていることは、「知識」です。

「目の前の人を大事にし、大切に扱う」ことを実践して、

はじめて「知恵」になります。

 

勉強して、「知識」を身に付けるのは楽しいことです。

けれど、どんなにすごいことを知っていても、

実践」していなければ、「知らない」のと同じではないでしょうか。

 

仕事も順調で、人間関係も良好。健康にも問題がないとき、

ニコニコすることは誰にもできます。

しかし、仕事もトラブル続きで

家族とも同僚ともケンカばかりしている、

体調も悪い、

そんなときにニコニコしていられるかどうかが、

まさに「実践」なのです

 

知識」を持ち、それを実践して「知恵」にすれば、

それなりにしょうさんされたり、評価されたりするでしょう。

ですが、「尊敬」されたり、「敬愛」されることにはなりません。

彫刻 造形美術 芸術 mdl0029-054

3 「知性

ありがとうの神様

尊敬」や「敬愛けいあい」を集めるには、

3つ目である「知性」が必要です。

知性」とは、わかりやすく言うと、「謙虚けんきょ」のこと。

どれほど賞賛され、どれほど評価されても、

決して威張いばらない、うぬれない、慢心まんしんしないことです。

 

実るほど こうべれる いなかな」ということわざがあります。

人間も、学問や徳が深まるにつれ謙虚になる」というたとえです。

 

社会的な地位や評価、身分、経済的優位性を身に付けると、

人は自分を見失い、「謙虚さ」を保つのが難しくなります。

認められれば認められるほど、頭を垂れる。

これが私の考える「知性」=「謙虚さ」です。

知識」と「知恵」に加えて「知性」を持つ人は、

多くの人に尊敬されることでしょう。

4 オザビエルの願い

実るほど こうべれる いなかな

人間も、学問や徳が深まるにつれ謙虚になる

学べば、学ぶほど謙虚になる。

ありがとうございます。

 

多くの人に尊敬されることを望まなくとも、

このことわざを忘れず、学び続けたいと思います。

出典 『ありがとうの神様』  A God in the Magic Word “Arigato” 小林  正観(こばやし  せいかん) 発行所 ダイヤモンド社 画像はYahoo検索から

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