目次
1 今日のパワーメンターと著書
今日は、オザビエル(私)が、
心理学博士
小林 正観(こばやし せいかん)さんの著書
『ありがとうの神様』から学んだ
お金に好かれる
「パワーフレーズ」をお届けします。
2 出すことによって、はじめてお金が入ってくる
お金が入ってきたときに、「じゃあ、クルマを買い換えよう」とか、
「海外旅行に行こう」とか、
「自分が物質的に満足するため」だけの観点で
お金を使う人のところには、
どうもお金は集まりにくいみたいです。
お金がいちばん嫌がる使われ方は、「ギャンブル」だそうです。
2つ目は、「贅沢・華美」。
お金が入ったときに、生活が派手になることをお金は嫌います。
3つ目は、貯め込まれることです。
お金自身は「役に立ちたい」「喜ばれたい」といつも思っているようです。
水とお金は、流さないと腐ります。
だから、お金の流れを留まらせてはいけません。
「では、お金が貯まってから使いましょう」という人がいますが、
順番が逆です。「先に喜ばれることに使う」。
出すことによって、はじめてお金が入ってきて、流れがよくなるようです。
就職する、手に職をつける、独立起業する……など、
社会は「お金の儲け方」を教えてくれますが、
「お金の使い方」を教えてくれる人はいません。
「出入り口」という言葉は、「出」が先です。
たとえば、タクシーも、エレベーターも、電車も、バスも、
お客様が「降りる」ほうが先、「乗る」のがあとです。
それなのに、社会では、「どうやって手に入れるか」しか教えてくれません。
宇宙の法則では、「出るほう」が先なので、
「出」の勉強をしない限り、入るほうも滞るしくみになっているようです。
3 自分の出せる金額を出す
2500年前に、お釈迦さまが「托鉢」を思いつきました。
(修行僧が鉢を持って家々を回り、食べるものやお金をもらう)
そしてこう言ったそうです。
「明日から托鉢というものをやりたいと思う。
托鉢では、『貧しい人々』の家を回りなさい」
弟子たちは驚いて、「どうして金持ちではなく、貧しいひとびとなのか」
その説明を求めると、お釈迦さまは、
「貧しい人々は、自分が貧しいと思い続けて、
他人に施しをしてこなかった人たちです。
他人に施しをすることで救われるのだから、救いに行ってあげなさい。
そのための托鉢です」
と答えたといいます。
「自分に財力がないから、施しができない」と思っている人は、
「施しをしてこなかった」がゆえに、財が入ってこなかったのでしょう。
先に施しありきです。それは金額の問題ではありません。
気持ちの問題です。1割でもいい。
たとえば、ゆとりのない人が、1万円の1割を人のために差し出す。
この千円は、神様からみると、「すばらしいもの」ではないでしょうか。
「自分が置かれている状況よりも、
もっと困っている人がいるかもしれない。
だから少しでも役立ててほしい」
と思ってお金を使うと、それを見守っている神様は、
どうやら「4倍以上」にして返してくれるみたいです。
お金がたまったから出すのでもなく、
普通の人よりも持っているから出すのでもなく、
「自分の出せる金額を出す」ことから、はじまるようです。
4 オザビエルの願い
「自分に余裕がないから、施しができない」と思っている人は、
多いと思います。
「自分の出せる金額を出す」ことから、はじまる
というところは、勉強になりました。
ドジャースの大谷翔平選手のように日本国内の小学校に、
野球のグローブのプレゼントはできないにしても、
これから少しでも役立てることがあれば、
進んで行いたいと思います。
出典 『ありがとうの神様』 A God in the Magic Word “Arigato” 小林 正観(こばやし せいかん) 発行所 ダイヤモンド社 画像はYahoo検索から