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目次
1 今日のパワーメンターと著書
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今日は、オザビエル(私)が、
心理学博士
小林 正観(こばやし せいかん)さんの著書
『ありがとうの神様』から学んだ
天才をつくる
「パワーフレーズ」をお届けします。
2 子どもの芽を摘まないこと
![ありがとうの神様](https://cmoa.akamaized.net/data/image/title/title_1101090263/VOLUME/111010902630001.jpg)
子育てに関して、「親が子どもをしつけなくてはいけない」と
気負いすぎている母親を見かけます。
しかし、子育ての本質とは、子どもをしつけることではなく、
「子どもの芽を摘まないこと」です。
子どもに「ああしなさい、こうしなさい」と手をかけすぎるから、
子育てが重荷になります。
でも、「あなたのこういうところがステキよ」
「あなたのこの部分がすごいね」と、
「ひとりのファン」として喜んであげることができたら、
子育ては楽しいものになります。
子どもが「キラリと光る片鱗」を見せたら、それを一緒に喜んであげる。
それだけでいいのではないでしょうか。
心理学では、「初期印象効果(インプリティング)」と呼ばれる
刷り込み効果が認められています。
たとえば、動物は、生まれた瞬間に目の前に動くものがあると、
それを「親」だと思ってしまいます。
インプリティングの視点から人間を見たとき、
母親は、「自分の人生の初期に、いちばん多く接する人」です。
男の子からすると、母親は「はじめての恋人」であり、
女の子からすると、「はじめてのお手本」といえるでしょう。
子どもの才能を伸ばしていくには、
身近にいる母親が大きな影響を及ぼしているようです。
母親から、「いつも肯定されている子ども」は、
自分の関心事を否定されていないので、
自分の才能をスムーズに開花させることができます。
母親が「あなたは、そのままでいいのよ」と受け入れていくと、
子どもは個性的に、のびのびと育ちます。
「芽をつぶさない」ことと「甘やかす」ことは違いますから、
常識的に間違っていることがあれば、
その都度、指摘したほうがいい。
ただし、指摘をするときは、「笑顔」を忘れないこと。
そして、子どもの言うことを聞かなくても、
頭ごなしに子どもを否定しないことが大切です。
3 「すごいね」と言って丸ごと受け入れる
![ありがとうの神様](https://cmoa.akamaized.net/data/image/title/title_1101090263/VOLUME/111010902630001.jpg)
「天才のつくり方」というのがあります。
私が思うに、天才と呼ばれた人たちには、共通項があるようです。
それは、母親の存在です。
天才を育てた母親は、
「子どものことを、丸ごと全部受け入れ、肯定していた」のです。
たとえば、子どもがアリの行列を何時間も見入っていても、
もやしが生えるのを一晩中眺めていたとしても、
「何をしているの?早く寝なさい」
「そんな変わったことをしていないで、普通の子どもになりなさい」
とは叱りません。
子どもに対して文句を言ったり、小言を言ったりしないで、
「この子は、こういう子なんだ」と肯定的な見方をする。
その結果、子どもの才能はすくすくと伸びていくのではないでしょうか。
天才をつくるのは難しくありません。
「この子は、こういう子だ」と認め、守り育ててきた子どもが
天才になります。
子どもが夢中になっているときに、
「すごいね」と言って丸ごと受け入れ、
ニコッと笑顔で接してあげればいいのです。
4 オザビエルの願い
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ドジャースの大谷翔平選手をはじめ天才を育てた母親たちの共通項は、「子どもの芽を摘まないこと」
「いつも肯定されている子ども」「頭ごなしに怒らない」のようです。
「すごいね」と言って丸ごと受け入れ、
ニコッと笑顔で接してあげること。
愛される天才を育てる方法として、学びたいものです。
出典 『ありがとうの神様』 A God in the Magic Word “Arigato” 小林 正観(こばやし せいかん) 発行所 ダイヤモンド社 画像はYahoo検索から