目次
1 今日のパワーメンターと著書
今日は、オザビエル(私)が、
心理学博士
小林 正観(こばやし せいかん)さんの著書
『ありがとうの神様』から学んだ
人が元気になる
「パワーフレーズ」をお届けします。
2 人間にエネルギーを与えてくれるもの
人間にエネルギーを与えてくれるものが「3つ」あります。
①「(か)感謝」……「ありがとう」と感謝されること
②「(え)笑顔」……笑顔を向けられること
③「(し)賞賛」……「素敵な服を着ていますね」などとほめられること
です。
私はこの3つの頭文字を取って、「おかえしの法則」と名付けました。
どうも、この3つを与えられると、人は元気になるらしい。
この3つの反対の概念として、
「不平不満」「不機嫌」「あらさがし」があります。
これらは、まわりの人間のエネルギーを奪い取るものです。
不機嫌な顔をして、不平不満を言い、
相手の悪いところをあらさがしして、指摘すれば、
相手は元気を失ってしまうでしょう。
反対に、元気のない人には、
「(か)感謝・(え)笑顔・(し)賞賛」を注いであげれば、
元気になっていきます。
元気のない人に向かって「頑張って」と声をかけてしまうと、
「その人がそれまでやってきたこと」の多くを
否定していることになります。
「今のあなたは、十分にすばらしい」と言ってあげることで、
結果的に、その人は元気を取り戻すようです。
3 富士山を見ると、元気になる
「感謝・笑顔・賞賛」をたくさん浴びたものは、
「プラスのエネルギー」を貯めているのだそうです。
エネルギーダウンしている人が、その前に立った瞬間、
エネルギーが体の中に流れ込んでくるらしい。
たとえば、富士山は、何十億という人の賞賛を浴びてきました。
膨大な賞賛を浴びてきたものは、
膨大なプラスのエネルギーを貯め込んでいます。
「富士山を見ると、元気になる」という人は、
富士山が貯め込んだエネルギーをいただいているからです。
骨董品も、美術品も、エネルギーを貯めやすいようです。
何百年も賞賛を浴びたものは、それだけで価値があります。
人間もエネルギーを貯め込むので、
ふだん、「感謝・笑顔・賞賛」をたくさん与えて
まわりの人を元気にしておくと、
自分がエネルギーダウンしたときに、
周囲の人から元気をもらうことができます。
風邪を引いたり、体調がすぐれないときは、
「エネルギーダウンしている状態」なので、
この3つのエネルギーを吹き込んであげると、元気になるらしい。
友人、知人に3つのエネルギーを浴びせていると、
「あの人のそばにいると元気になる」と思われて、
どんどん人が集まってくるようになります。
反対に不平不満、不機嫌な顔、あらさがしをしていると、
「あの人のそばにいると元気が失われる」と思われて、
どんどん人が去っていくようになるのです。
商売をしている人は、「人が集まるだけ、商品が売れる」わけですから、
勝手に売れるようになります。
周囲の人に「感謝・笑顔・賞賛」を浴びせると、
自分にとっても得だということです。
4 オザビエルの願い
ドジャースの大谷翔平選手の困っている情報が入ると、
私も、気持ちが急激に沈んでしまいます。
「エネルギーダウンしている状態」なので、
元気をもらえる場所に、早速行きたいと思います。
ふだんから、まわりの人に「感謝・笑顔・賞賛」を少しずつ与えて、
エネルギーを少しずつでも貯められるよう、心がけたいと思います。
出典 『ありがとうの神様』 A God in the Magic Word “Arigato” 小林 正観(こばやし せいかん) 発行所 ダイヤモンド社 画像はYahoo検索から
価格:4,889円 |