⑬ 第二次世界大戦

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第二次世界大戦をわかりやすく解説します。

1 大戦の開始

1936年 ヒトラーに率いられたナチス・ドイツは、イタリア枢軸同盟を結んだ。

1938年 ドイツは、オーストリア、チェコスロバキア西部を併合した。

1939年8月 ドイツは、ソ連独ソ不可侵条約を結んだ。

1939年9月1日 ドイツは、ポーランドに侵攻した。

1939年9月3日 イギリスフランスは、ポーランドを援助する条約に基づいて、ドイツに宣戦布告した。

= 第二次世界大戦が始まった。

1939年9月17日 ソ連は、独ソ不可侵条約に基づき、ポーランド東部やバルト3国などを併合した。

2 戦争の拡大

1940年5月 ドイツは、北ヨーロッパや西ヨーロッパの国々を攻撃した。

1940年6月 ドイツは、パリを占領して、フランスを降伏させた。

1940年6月 ドイツの優勢を見て、イタリアドイツ側に立って参戦した。

1940年7月10日から イギリス本土も、ドイツ軍の激しい空襲を受けた。

1940年9月 ドイツイタリアは、日本日独伊三国同盟を結んだ。

1941年6月 ドイツは、独ソ不可侵条約を破って、ソ連に侵攻した。

1941年6月 アメリカは、イギリスソ連などに武器などを援助した。

1941年8月 アメリカルーズベルト大統領とイギリスチャーチル首相は、大西洋憲章を発表した。

⇒ ナチス・ドイツに対決する決意と戦後の平和構想を示した。

→ ファシズム枢軸国と反ファシズム連合国の戦いという構図が明らかになっていった。 

3 ドイツの占領政策

ドイツは、ヨーロッパのほとんどを支配下に置いた。

各地で過酷な占領政策を行った。

  • 反抗する者を弾圧した。
  • 物資を力ずくで取り上げた。
  • 占領地の住民を本国に強制的に連れて行って、工場などで働かせた。

また、ユダヤ人に対し徹底した迫害を加え、各地の強制収容所に送り、労働させ、殺害した。

こうした占領政策に対して、協力拒否や、武力などによる抵抗運動(レジスタンス)が行われた。

さあ、基礎・基本の用語をしっかり覚えましょう。

◎ 基礎・基本の用語

〇 独ソ不可侵条約(どくそふかしんじょうやく)- 1939年8月結ぶ

〇 第二次世界大戦(だいにじせかいたいせん)- 1939年9月1日 ドイツは、ポーランドに侵攻  

〇 日独伊三国同盟(にちどくいさんごくどうめい)- 1940年9月 ドイツイタリア日本が結ぶ  

〇 大西洋憲章(たいせいようけんしょう)- 1941年8月 ナチス・ドイツに対決する決意と戦後の平和構想  

〇 枢軸国連合国(すうじくこくれんごうこく)の戦い - ファシズム枢軸国ファシズム連合国の戦い

👉(  )は、第二次世界大戦中、日本領事館領事代理として赴任していたリトアニアのカウナスという都市で、ナチス・ドイツによって迫害されていた多くのユダヤ人ビザを発給し、彼らの亡命を手助けしたことで知られています。(  )に当てはまる日本人を、次から選びなさい。※ 出典「命のビザ」アジア歴史資料センター から作成

樋口季一郎  B  斎藤隆夫  C  吉田茂   D  杉原千畝

答えは最後に

 ふり返り

◇ に当てはまる言葉を答えなさい。

1939年8月 ドイツは、ソ連(①)条約を結んだ。

1939年9月3日 イギリスフランスは、ドイツに宣戦布告した = (②)が始まった。

1940年9月 ドイツイタリアは、日本(③)同盟を結んだ。

1941年8月 アメリカルーズベルト大統領とイギリスチャーチル首相は、(④)を発表した

→ ファシズム(⑤)と反ファシズム連合国の戦いという構図が明らかになっていった。

💮 答え

① 独ソ不可侵条約(どくそふかしんじょうやく

② 第二次世界大戦(だいにじせかいたいせん) 

③ 日独伊三国同盟(にちどくいさんごくどうめい

 大西洋憲章(たいせいようけんしょう) 

 枢軸国と連合国(すうじくこくとれんごうこくの戦い
👉(  )は、第二次世界大戦中、日本領事館領事代理として赴任していたリトアニアのカウナスという都市で、ナチス・ドイツによって迫害されていた多くのユダヤ人ビザを発給し、彼らの亡命を手助けしたことで知られています。(  )に当てはまる日本人を、次から選びなさい。※ 出典「命のビザ」アジア歴史資料センター から作成

樋口季一郎  B  斎藤隆夫  C  吉田茂   D  杉原千畝

答え   杉原千畝(すぎはら ちうね)

これで基礎学力バッチリです。

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