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1 産業革命 [18世紀後半]= 工場制機械工業へ
= 大量生産を可能にした技術革新 → 産業と社会のしくみが変化
→ イギリスで蒸気機関を利用した
紡織機が発明された。→
綿布(めんぷ)の生産が急増する
→ 鉄道や製鉄、機械、造船・武器などの分野にも取り入れられた。
→ 19世紀半ばには「世界の工場」とよばれた。
→ フランス、ドイツ、アメリカにも広がった。
□ 資本主義 = 資本家が労働者をやとって利益を目的に生産する仕組み
□ 社会主義 = 土地や工場を共有にして平等な社会をつくろうとする考え - マルクスやエンゲルスによって唱えられた。
2 19世紀後半の欧米諸国
19世紀に入ると、ヨーロッパから多くの移民が入り、農業と工業が発達した。
19世紀中ごろには、奴隷制と自由貿易をめぐり、南部と北部の州で対立が激しくなった。
北部と南部の対立
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北部 |
南部 |
経済 |
商工業中心 |
農業 |
中心勢力 |
資本家 |
大農場主 |
貿易 |
保護貿易 |
自由貿易 |
奴隷制 |
反対 |
賛成 |
1861年 南北戦争がおこった。
1863年 リンカン大統領は奴隷解放を宣言した。
1863年 北部が勝利した。
リンカン大統領のイラスト
1869年 大西洋岸と太平洋岸を結ぶ大陸横断鉄道を建設した。
19世紀末には、世界最大の資本主義国になった。
19世紀中ごろ、多くの国々が分立していた。
19世紀後半にはその中の一国、プロイセンの首相ビスマルク[鉄血宰相とよばれた]が富国強兵を進め、ドイツを統一した。
1871年 ドイツ帝国が成立した。プロイセンの王がドイツ皇帝に即位した。
イタリアも、中小の国々が分立していた。
1861年 イタリア王国が成立した。
17世紀初めまで、領土はウラル山脈以西に限られていた。
19世紀に入ると、不凍港を求めて領土を拡張しようとした(南下政策)。
1853年 フランスやイギリスとの間で戦争になった(クリミア戦争)。
1904年 日本とも中国東北部で衝突した(日露戦争)。
19世紀末から工業が急速に発達した。
◎ 基礎・基本の用語
〇 産業革命 (さんぎょうかくめい)- イギリスで始まる[18世紀後半]
〇 資本主義(しほんしゅぎ)- 資本家が労働者をやとって利益を目的に生産する仕組み
〇 社会主義(しゃかいしゅぎ)- 土地や工場を共有にして平等な社会をつくろうとする考え
〇 リンカン大統領 - 1863年 リンカン大統領は奴隷解放を宣言した 「奴隷解放の父」
〇 ビスマルク - 鉄血宰相とよばれた 富国強兵を進め、ドイツを統一した
👉リンカーン大統領は演説で、「〇〇の、〇〇による、〇〇のための政治」を訴えました。〇〇には同じ言葉が入ります。〇〇に当てはまる言葉を次から選びなさい。
A 自由 B 平等 C 幸福 D 人民
👉「日本資本主義の父」とよばれる人物はだれ? 次から選びなさい。
A 福沢諭吉 B 大隈重信 C 渋沢栄一 D 岩崎弥太郎
答えは最後に
☆ ふり返り
◇ ①~⑤に当てはまる言葉を答えなさい。
- (①) = 大量生産を可能にした技術革新 → 産業と社会のしくみが変化
- (②) = 資本家が労働者をやとって利益を目的に生産する仕組み
- (③) = 土地や工場を共有にして平等な社会をつくろうとする考え
- 1863年 (④)大統領は奴隷解放を宣言した。
- 1871年 鉄血宰相(⑤)が富国強兵を進め、ドイツを統一した。
💮 答え
① 産業革命 (さんぎょうかくめい)
② 資本主義(しほんしゅぎ)
③ 社会主義(しゃかいしゅぎ)
④ リンカン大統領 ※ 米5ドル札紙幣の肖像画
⑤ ビスマルク
👉リンカーン大統領は演説で、「〇〇の、〇〇による、〇〇のための政治」を訴えました。〇〇には同じ言葉が入ります。〇〇に当てはまる言葉を次から選びなさい。
A 自由 B 平等 C 幸福 D 人民
答え D 人民
👉「日本資本主義の父」とよばれる人物はだれ? 次から選びなさい。
A 福沢諭吉 B 大隈重信 C 渋沢栄一 D 岩崎弥太郎
答え C 渋沢栄一