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ルネサンスと宗教改革をわかりやすく解説します。
目次
１ ルネサンス（文芸復興） イタリアを中心に ［14～15世紀ごろ］
＝ ギリシャ・ローマの古代文化を復興させようとする文化の動きがおこった。
→ キリスト教の教え以前のように人間性を表現する絵画や彫刻などがつくられた。
→ イタリアから西ヨーロッパ各地に広がった。
〇 ミケランジェロの「ダビデ像」1504年 〇 レオナルド・ダ・ビンチの「モナ・リザ」1506年
ミケランジェロの「ダビデ像」
レオナルド・ダ・ビンチの「モナ・リザ」
☆ ルネサンスの３代技術の発明
- 火薬 → 火砲の開発
- 羅針盤 → 航海術の発達
- 活版印刷 → 聖書や知識の普及
２ 宗教改革 ［16世紀］
ローマ・カトリック教会は、聖ピエトロ大聖堂建築のための資金を集めようとして、免罪符を売り出した。
1517年 ルターは、ドイツで「信仰のみが人を救う」として教会のあり方を強く批判した。
ルターのイラスト
1541年 カルバンは、フランス・スイスで「職業に励み富を蓄えることは、神の意志に沿う」と説いて、宗教改革を指導した。
彼らは、プロテスタント＝ 抗議する者（新教）とよばれる一大勢力をつくった。
一方、カトリック（旧教）もイエズス会の結成などを通して勢力を回復し、海外への布教を進めた。
さあ、基礎・基本の用語をしっかり覚えましょう。
◎ 基礎・基本の用語
〇 ルネサンス －（文芸復興）イタリアを中心に［14～15世紀ごろ］
〇 宗教改革 － ［16世紀］ヨーロッパで展開された一連のキリスト教改革運動
〇 ルター － 1517年 ドイツで「信仰のみが人を救う」として教会のあり方を強く批判した
〇 カルバン － 1541年 フランス・スイスで「職業に励み富を蓄えることは、神の意志に沿う」と説いて、宗教改革を指導した
〇 プロテスタント － 抗議する者（新教）
👉「モナ・リザ」（1503～1506年制作）のモデルの女性「リザ」さんは何歳？ 次から選びなさい。
A 15歳 Ｂ 25歳 Ｃ 35歳 Ｄ 45歳
👉1549年に日本に最初にキリスト教を伝えたザビエルは、カトリック or プロテスタントのどっち？
A カトリック Ｂ プロテスタント
☆ ふり返り
◇ ①～⑤に当てはまる言葉を答えなさい。
１ （①）（文芸復興） イタリアを中心に ［14～15世紀ごろ］
＝ ギリシャ・ローマの古代文化を復興させようとする文化の動きがおこった。
２ （②）改革 ［16世紀］
1517年 （③）は、ドイツで「信仰のみが人を救う」として教会のあり方を強く批判した。
1541年 （④）は、フランス・スイスで「職業に励み富を蓄えることは、神の意志に沿う」と説いて、宗教改革を指導した。
彼らは、（⑤）＝ 抗議する者（新教）とよばれる一大勢力をつくった。
💮 答え
① ルネサンス
② 宗教改革
③ ルター
④ カルバン
⑤ プロテスタント
👉「モナ・リザ」（1503～1506年制作）のモデルの女性「リザ」さんは何歳？ 次から選びなさい。
A 15歳 Ｂ 25歳 Ｃ 35歳 Ｄ 45歳
答え Ｂ 25歳 正解者 ブラボー！（イタリア語「素晴らしい！」）「リザ」さんは1503年に24歳 「モナ」とはイタリア語で「婦人」
👉1549年に日本に最初にキリスト教を伝えたザビエルは、カトリック or プロテスタントのどっち？
A カトリック Ｂ プロテスタント
答え A カトリック ※ イエズス会にアジア方面への布教という目標があった
これで基礎学力バッチリです。
