目次
1 今日のパワーメンターと著書
今日は、オザビエル(私)が、
心理学博士
小林 正観(こばやし せいかん)さんの
『もうひとつの幸せ論』から学んだ
「笑う」ことで免疫力を高める
「パワーフレーズ」をお届けします。
2 ガン細胞が自然治癒した
ガン細胞が自然治癒した人には、人格上の共通点がありました。
「ガンになったことでさまざまな気づきがあり、人生が豊かになった」と「ガンになったことを感謝していた」のです。
さらにもうひとつ、共通点があります。
50年間近代医療に携わってきたある医師は、こう言います。
「どうしたらガンになり、どうしたら治るのか、
その因果関係は、いまだに判明しない
けれど、50年間たくさんの患者を診てきて、
おぼろげに浮かび上がってきたことがひとつある。
ガンになりにくい人や、ガンが治ってしまう人は、
穏やかで、和やかで、温かい雰囲気に包まれているような人だ」
ガンに限りません。近代医療を突き詰めると、
「穏やかで、和やかで、温かい雰囲気に囲まれてきた人ほど、
病気になりにくい」
ということがわかってきました。
「穏やかで、和やかで、温かい雰囲気」をつくるには、
まず自分自身が「笑顔になる」こと。
それも「面白いことがないときでも、いつも笑う」
「なんでもいいから、とにかく笑う」ようにするのです。
いつも、どんなときも、「笑顔」を絶やさないことで、
「穏やかで、和やかで、温かい雰囲気」がつくられます。
3 浜口京子さんの「笑いビクス」
また「笑う」ことで、※NK細胞(ナチュラルキラー細胞)の数が増え、
活性化すると考えられています。
※ ガン細胞を破壊したり、血糖値を下げたり、リウマチ痛を和らげる作用が期待される細胞
「クイーン・オブ・レスリング」の異名をとる女子レスリングの
浜口京子選手(アテネ・北京オリンピック銅メダル)は、
「ワッハハ」と笑う「笑いビクス」を実践しています。
京子さんの父であり、コーチでもあるアニマル浜口さんは、
仕事で富士山の裾野へ向かった際、
富士山に「呼ばれている」ような気がしたそうです。
そして、対峙する富士山の「声」を聞いたといいます。
「今のままでは、京子も切れる。
笑え、笑うんだ。心の底から笑ってすべてを吐き出せ」。
(『京子!いざ!北京』宮崎俊哉・著/阪急コミュニケーションズより、引用)
その後、「笑いが免疫力を高める」ことを知ったアニマル浜口さんが
「笑い」と「エアロビクス」を掛け合わせて考案したアイデアが、
「笑いビクス」です。
4 オザビエルの願い
「穏やかで、和やかで、温かい雰囲気」をつくるには、
まず自分自身が「笑顔になる」こと。
努めて「つくり笑い」でも、毎日笑顔で過ごすことができれば、
長く健康でいられます。
ちなみに「本物の笑顔」という意味の「デュシェンヌ・スマイル」は、
ポジティブな気持ちになり、健康・精神面でも効果があると
いわれています。
笑顔の毎日が楽しみです。
出典 『もうひとつの幸せ論』 小林 正観(こばやし せいかん) 発行所 ダイヤモンド社 画像はヤフー検索から