目次
1 今日のパワーメンターと著書
今日は、オザビエル(私)が、
心理学博士
小林 正観(こばやし せいかん)さんの
『もうひとつの幸せ論』から学んだ
「ツイてる」と感謝して裕福になる
「パワーフレーズ」をお届けします。
2 累計納税額で日本一の斎藤一人さん
「銀座まるかん」の創設者、斎藤一人さんは、1993年以来、
「全国高額納税者番付」の「総合10位以内」に
ただ1人連続ランクインし、
2003年には累計納税額で日本一になっています。
3、4年前国道沿いの大衆食堂で手にした雑誌に、
斎藤一人さんのインタビュー記事が掲載されていました。
斎藤一人さんは、「自分はとってもツイてる」と考える人物であり、
たとえば頭上から鉢植えが落っこちてきて、足の甲を骨折しても
「ツイてる」と思えるタイプの人間なのだそうです。
骨折しているのに、なぜツイているのでしょう。
普通の人なら、「ツイてない」と思うところです。
斎藤一人さんは、こう考えます。
「あと30㎝ずれていたら頭を直撃し、死んでいたかもしれない。
だから、足に落ちた自分はツイてる」
もし、朝、家を出るときに「下駄の鼻緒」が切れたとしたら、
「不吉だ」と思う人は多いでしょう。
けれど斎藤一人さんは、
「家を出る前なら鼻緒をすげかえることも
靴に履き替えることもできるので、
今、切れてよかった。ツイてる」と考える。
「そういうふうに自分は何でもツイてると考えるタイプなので、
これからもきっとツイている」というのです。
この「考え方」は、松下幸之助さんと似ており、
しかも2人とも日本で有数の経営者になっています。
小林正観も、同じように考えるタイプです。
どこにも勤めたことがなく、お給料をもらったことがないのに、
お金に困ったことがありません。
3 私たちは「幸運な時代」に生きている
私たちは、「幸運な時代」に命をもらっています。
なぜなら、松下幸之助さんが「ツイてる」と言いながら生きてきたこと、そして斎藤一人さんが「ツイてる」と言いながら生きてきたこと、
その両方を同じ時代に知り、
2人の「共通性」を見ることができるからです。
2人はともに「幸せの本質」として「不幸はない」と言っています。
いかなる状況でさえ「ツイてる」「恵まれている」ととらえていました。
お金に執着があったわけではありません。
けれど「ツイてる」と感謝した結果として、
標準的な人よりも裕福になっていたわけです。
2人の共通性の中に、お金に関する「宇宙の法則」あるようです。
その法則を使いこなせば、生涯、お金に困らないのかもしれません。
4 オザビエルの願い
松下幸之助さんも、そして斎藤一人さんも
「ツイてる」と言いながら生きることで、
常に前向きに生きているということ。
立ち止まりや後退をしていません。
厳密な分析や対策が標準的な人よりも優れていたと考えられます。
生き方を追求する上で、大いに参考になると思います。
同じ時代に生きる私たちにとって、
少しでも真似することできれば、これからが楽しみになります。
出典 『もうひとつの幸せ論』 小林 正観(こばやし せいかん) 発行所 ダイヤモンド社 画像はヤフー検索から