目次
1 今日のパワーメンターと著書
今日は、オザビエル(私)が、
納税額日本一の実業家
斎藤 一人(さいとう ひとり)さんの著書
『斎藤一人 仕事はおもしろい』から学んだ
すべてのよきことが雪崩のごとく起きる
「パワーフレーズ」をお届けします。
男性のお弟子さんの実践例です。
2 一点集中全面勝利! 千葉純一さん
二十数年前、斎藤一人さんに出会ったとき、人生がひっくり返る衝撃を受けました。一言で表すと、男が男に惚れちゃったんですね。
知り合って間もないころ、私を見抜いてる感じで、こう言ってくれたんです。
「ジュンちゃん、仕事って楽しいよね」って。
私は「あっ、あっ、はい」としか返事のしようがなかった。声が裏返ってましたね。
そのころ私は、印鑑メーカーの営業マンでした。月給をもらえる点で楽だけど、仕事は楽しいと思えなかったし、その給料じゃアルマーニも、高級外車も無理だし、いつかは商人として成功したいと思っていました。
すると一人さんが、
「社会に出たら、苦労するって、誰かに言われてないかい?自分もそう思ってないかい?(中略)でも、社会に出て残業すると、お金がもらえるんだよ。どんな仕事でも自分からうんと楽しんでやれば、相手から信頼や人気を得て、お金までいただける。これほど、おもしろいことないよ」
その日から、一人さんに教わったことを、実行するようになったんです。
例えば、天国言葉。仕事で使ってみると、ものすごい威力があります。
「感謝してます」って挨拶する人、普通いませんね。でも思い切って、電話でも、営業で初対面の人にも、
「感謝してます」って言ってみる。
みんな「えっ」って顔するけど、インパクトがあって、じわじわ効くんです。
予定外の仕事を頼まれると、「ああ、やんなっちゃうなあ」と、言いたくなるのを、ぐっとこらえて、天国言葉で
「ありがとうございます。お役に立てて光栄です」。
すると、周りの人の見る目が見事に変わり、人気・信頼度が急上昇。
人から評価されるとうれしくって、つまらないと思っていた営業の仕事が、うーんと楽しくなった。その楽しさに見合ったお金も、いただけるようになっていったんです。
やがて私は一人さんの弟子として、商人になりました。私の取り柄は、素直なところ。一人さんの教えで、仕事が楽しくなり、縁や運に恵まれて、ありがたいことに、岐阜県の長者番付上位に名がのるようになったんです。
3 「幸せ優先経営」で絶好調 宇野信行さん
二十代のころ、僕は豆腐屋だったんです。
そのころの楽しみは、友だちに会うことでした。
純ちゃん(千葉純一氏)、忠ちゃん(遠藤忠夫氏)、はなちゃん(舛岡はなゑ氏)は、みんなもともと昔からの友だちです。
毎日はなゑちゃんが経営していた喫茶店、「十夢想家」に集まっていました。みんな若くてお金はなかったけれど、友だちがいたから楽しかった。
そこで、一人さんと出会うんです。パッと見たとき、圧倒されるというか、
「こういう人がリーダーと呼ばれる人なんだ」
と思ったんです。この人には何かある。一人さんの顔の周りが輝いて見えたのです。
「人は幸せになるために生まれてきたんだよ」(一人さん)
一人さんが話すことに、ゾクゾクッと感動して、衝撃を受けました。
とにかく毎日、僕は夢中で一人さんの話を聞いてました。
「どんな商売でも同じだよ。魅力的な人は何をやっても成功する。うまくいかない人は魅力がない。私たちはこの世に生まれてくるとき、魅力的な人間になると言って生まれたきた。最高に魅力的な人間になって死んでいくって、神様と約束したんだよ。魅力があることを、常にしていればいい。これが大切。神様との約束が大切なんだよ」
それからは、笑顔でいよう、愛のある言葉を使おう、人の気持ちを理解しよう、恩を忘れない人間になろうと、腹の底から決めました。それが魅力になると信じたからです。
一人さんに、
「みんなで本読みでもやろうか。ためになる本だから、この本7回読みな」
『人を動かす』などの本を必死になって読んでいくうちに、だんだんおもしろくなって読書の醍醐味がわかるようになったんです。
怖がりだった僕が、現在、滋賀県で社長業をやっています。モットーは、「幸せ優先型経営」。
もし、仕事がわからない社員がいても、「がんばってるね」と言って、何度でも教える。社長が笑顔でやってみせればいい。
おかげさまで、実業家として絶好調です。
最後に、一人さんからいただいた言葉を紹介しますね。
「これからは、気持ちに愛がないとうまくいかないよ《気愛》」
4 人生の試練は神様との約束 遠藤忠夫さん
「商売は楽しいものだよ。もし商売をまじめにやっていて、今、苦しんでいるとしたら、それは間違いを起こしていると、神様が教えてくれているサイン。立ち止まって冷静に考えると、新しい方法が見つかるよ」
これは、師匠である、斎藤一人さんの言葉です。
そう、仕事は楽しいものです。仕事が楽しければ、魅力的経営になります。
ほかにも仕事について、私が大好きな話があります。
二つ紹介します。
① 破壊を恐れず、一歩を踏みだす
土台って自分の魅力なんです。
「ほんとうに実力のある人は、今ある物を破壊して、新しく基礎から作ることができる」
と一人さんは言います。
破壊を恐れず、壊すべものは壊し、そこから創造していく人。それが魅力的な人なのですね。
さらに、
「負けるときは、中途半端ではなく、とことん負けるといいよ。そのほうが学びが大きいから」とも。
② 枝の先をつかめ
目の前に大きな木があり、天から声がします。
「この木をのぼりなさい」。
その言葉通りに一生懸命に上へ上へのぼると、気がついたら、雲の上。
ようやく大木の頂上に着いたら、また、天の声。
「枝の先まで行きなさい」。
そこで枝の先まで行くと、枝はしなり、落ちそうになります。必死に枝を握りしめる。下を覗くと千天の声。
の谷。落ちたら、絶対死ぬと、今一度握っていた手に力を込めます。するとまた
「その握っている手を離しなさい」。
手を離せば、確実に落ちます。
「私を信じなさい」。
声を信じ、手を離すと、まっさかさまに谷底に落ちていきました。
落ちていった場所は、その人が本来、落ち着くべき場所だったのです。
最後まで離そうとしなかった手に握られていたのは、魅力を引き出すことを妨げていた、自分の我や、古い観念でした。
自分を変えることは、怖いことだと思いがちですが、自分をよりよく変えることは「楽しいこと」なのです。
そして、変えるたびに小さな成果が現れる。これこそが神様からのプレゼントです。
5 天国言葉と地獄言葉
天国言葉
この言葉を言っているといいことばかり起きて天国に行ける
- 愛してます
- ついてる
- うれしい
- 楽しい
- 感謝してます
- しあわせ
- ありがとう
- ゆるします
地獄言葉
この言葉を言っていると悪いことが連続して起きて、そのまま地獄に行ける
- おそれている
- ついてない
- 不平不満
- 愚痴・泣き言
- 悪口
- 文句
- 心配事
- ゆるせない
6 オザビエルの願い
この世に魅力のない人はいないんだよ。
それぞれみんな魅力を持っているの。
自分には魅力がないという人は、
魅力の出し方を知らないだけ。
そんなときは、
周りの人が教えてあげればいいんだよ。
斎藤一人さん
人生は、一生を通して、魅力を積み重ねていくゲームだから、
自分がこの世に生を受けて死ぬまで
一歩一歩確実に魅力を重ねていく。
とも、教えられています。
少しずつ魅力を貯金して、
皆様にすべてのよきことが雪崩のごとく起きますように、
と、願っています。
出典 『斎藤一人 仕事はおもしろい』 斎藤 一人(さいとう ひとり) 発行所 マキノ出版 画像はヤフー検索から