今日は、オザビエル(私)が、
心理学博士
小林 正観(こばやし せいかん)さんの
『もうひとつの幸せ論』から学んだ
実践していきたい
「幸齢者mind」をお届けします。
目次
1 お花畑の先に「三途の川」がある
心臓が止まると、「魂」は肉体を離れ、トンネルを抜けるそうです。
トンネルを抜けると林があり、林を歩いていくと、
お花畑が見えてきます。
お花畑は、「自分が好きだった花」で満たされていて、おもしろいことに、
花も、空も、雲も、「半透明」で、色も形もわかるのに
「透き通って見える」といいます。
お花畑を100mほど進んだ先には、「1本の川」が流れています。
川の流れは3種類あって、
- 「流れが速い川」
- 「せせらぎのように穏やかな川」
- 「流れがまったくない川」
この3種類の川を「三途の川」といいます。
私たちはそのうちの1つの流れに出合います。
生前、誰からも愛されず、「よき仲間」にも恵まれず、
「お前なんか、いなければよかったんだ」
と否定されながら生きてきた人は、
「急流」を渡ることになります。
「愚痴も悪口も言ったし、でもときには喜んだし、
ときには幸せだったし、一喜一憂しながら、
普通に生きてきた」という人は、
「せせらぎの川」を渡ります。
そして、愚痴や悪口を言わず、常に喜びに満ちあふれていた人、
「喜ばれる存在」として「感謝」を忘れず、
「ヒト」ではなく、「人間」として生きてきた人は、
「流れのない川」を渡るのです。
なかには、朱色や白色、木の色をした橋が
架かっていることがあるそうです。
「どういう人生を送れば、橋が架かるのか」
については、まだわかっていません。
その人が辿った人生の軌跡を、すべて検証することはできないからです。
2 「彼岸」を渡らず戻ってきた人もいる
此岸(こちら岸)から彼岸(向こう岸)を見渡すと、
少ない人で6人、多い人で15人、あなたを待っている人が見えます。
彼らはあなたのことが大好きな人たち。
「あなたを一度も叱ったり怒ったりしたことがなく、
ただ、愛情とやさしさだけで接してくれた人たち」
が微笑みながら手招きしているのです。
川幅は、人によって
10mに見えたり、100mに見えたり、1kmに見えたりしますが、
その人たちの姿は、はっきりわかるそうです。
「あの人たちに早く会いたい」
と思って川の中に足を踏み入れます。
すると、川幅がどんなに広く見えようと、
すぐに向こう岸に足が着くといいます。
そして、後ろ足がまだこちら岸に残っているとき、
最愛の孫から
「おじいちゃん、おばあちゃん、死なないで!」と叫ばれ、
「かわいい孫のためにもう一度戻りたい」と思った人が生き返ります。
彼岸に渡ってから(両足が向こう岸に着いてから)
戻ってきた人は、今のところ誰もいません。
3 今日の金言 小林 正観さん
「宇宙の法則」としては、
「感謝の量が多い人ほど、天上界の方々の支援、応援を受けられる」
ようなのです。
あの世に行くまでに、
愚痴や悪口を言わず、常に喜びに満ちあふれていた人でいたい。
「喜ばれる存在」としてまでいかずとも、
「感謝」を忘れず、
何歳になっても「今が一番幸せ!」と言えるよう、
心も体も養生して、少しずつ少しずつ前進しながら、
生きていきたい思っています。
出典 『もうひとつの幸せ論』 小林 正観(こばやし せいかん) 発行所 ダイヤモンド社 画像はヤフー検索から