今日は、オザビエル(私)が、
心理学博士
小林 正観(こばやし せいかん)さんの
『ごえんの法則』から学んだ
実践していきたい
「幸齢者mind」をお届けします。
目次
1 人生を楽しむこと
人生の目的は、人生を楽しむこと。
では、人生を楽しむとはどういう生き方をすることでしょうか。
どこかのテーマパークや遊園地に出かけて、
ジェットコースターやお化け屋敷でキャーキャー騒いだり、
おいしい料理とお酒を味わったりすることは、
根本的に違います。
真の人生の楽しみ方というのは、
「自分の存在が喜ばれているという喜びを、
実感しながら生きていく」
ということ。これが一番楽しい人生の過ごし方です。
まわりの人に「あなたがこの世にいてくれて嬉しい」
と言ってもらえる。
それが喜びであり、楽しみであり、幸せだと感じる日々を
送ることです。
ものすごくほしい物を手に入れた。
それも楽しい、幸せなことかもしれませんが、
喜びの質も大きさも違う。
「人に喜ばれる存在」になった喜びは、
人間にとって最大の喜びなのです。
2 「人に喜ばれる存在」になること
人の上に抜きん出て、優れた人になるのではなく、
どんなポジションでも、どんな側からでもいいから、
自分の持っている特徴、特性を生かして、社会に参加する。
たとえば、家をつくるという大工さんの仕事は、
社会で喜ばれています。
壁塗りをする左官屋さんも、素人には到底真似できない技で、
丈夫な壁に仕上げてくれます。
職人さんの世界だけではありません。
新聞や牛乳を配達する人も喜ばれています。
電車の運転士や旅客機のパイロットも喜ばれています。
プロスポーツ選手のように人に感動をもたらして
喜ばれている人もいます。
お笑い芸人のように人を笑わせて、喜ばれている人もいます。
重要なのは、本人が「喜ばれている」と実感して
生きているかどうかです。
3 今日の金言 小林 正観さん
この世でいちばん楽しい人生に過ごし方---。
それは、
「自分の存在が喜ばれているという喜びを、
実感しながら生きていく」
ということ。
世の中の1人の人にでも、
自分の存在が喜ばれると、
いうふうに生きてこれただろうか。
もう少しこうすればよかった、
と思うこともあります。
その時々、ベストを尽くしたので
まわりの人に感謝とお詫びをしながら
この後も1人にでも
喜んでもらえるように
精進していきたい。
出典 『ごえんの法則』 小林 正観(こばやし せいかん) 発行所 大和書房 画像はヤフー検索から