
目次
1 今日のパワーメンターと著書

今日は、オザビエル(私)が、
心理カウンセラー
植西 聰(うえにし あきら)さんの著書
『くらべない』から学んだ
気持ちが楽になる
「パワーフレーズ」をお届けします。
2 自分が求めるものを得るためには
![くらべないもう凹まない!傷つかない心の習慣[植西聰]](https://shop.r10s.jp/book/cabinet/2716/9784522432716.jpg?fitin=560:400&composite-to=*,*|560:400)
行動心理学に『代償の法則』というものがあります。
自分が求めるものを得るためには、
何かを犠牲にしたり、差し出さなくてはならないという意味です。
私たちの日常生活の願望を引き合いに出すと、
以下のようなことがこの『代償の法則』に当てはまります。
- パリに行きたい→欲しい服やバッグの購入を我慢して、旅行代を貯めなくてはならない
- 国家試験が取りたい→遊ぶ時間や趣味に費やす時間を削って、勉強をしなくてはならない
- 自由を謳歌するフリーランサーになりたい→「これだけは人に負けない」というスキルを身につけ、人脈も増やしていかなければならない
そして、これらの中には当然、時間を費やさなければならないものや、
苦痛をともなうものもあります。
3 相応の自己犠牲を払わなくてはならない
![くらべないもう凹まない!傷つかない心の習慣[植西聰]](https://shop.r10s.jp/book/cabinet/2716/9784522432716.jpg?fitin=560:400&composite-to=*,*|560:400)
なぜ、このような話をしたかと言うと、
「あの人みたいになりたい」という思いにかられたら、
この『代償の法則』に目を向けてもらいたいのである。
たとえば、「あの人みたいに企業家として活躍したい」と思ったら、
次のように企業家になったときの代償を考えてみるのです。
「企業家になれば、神経をすり減らすことが多いし、資金調達の苦労がつきものになる。銀行からお金を借りるにしても、自分の家を真っ先に抵当に入れるくらいの覚悟が要求される」
結論を言えば、得るためには、相応の自己犠牲を払わなくてはならないのです。
そのことに気づけば、「あの人みたいになりたい」と安易に人とくらべる気持ちがなくなってくるかもしれません。
4 オザビエルの願い

今日の学びは、
『代償の法則』その意味は、
自分が求めるものを得るためには、
何かを犠牲にしたり、差し出さなくてはならない。
オザビエル(私)も、
一生懸命がんばってきたその成果の代償として、
こんな自己犠牲を払った、と思う気持ちが強くなりました。
ワールドシリーズ制覇、そしてMVP受賞も2年連続3回目と大活躍の、
大谷翔平選手も、合計で5回の手術を受けています。
これまでの手術は、足首、肘、膝、そして肩の手術です。
彼の復帰への努力は賞賛に値します。
自分の体のどこかを差し出さなくてはいけない、
と考えると、とてもつらいことですが、
少しずつ前進・向上し、自己犠牲を少なくして、自分らしく輝く!ことを願っています。
出典 『くらべない - もう凹まない!傷つかない心の習慣』 植西 聰(うえにし あきら) 発行所 永岡書店 画像はYahoo検索から