目次
1 今日のパワーメンターと著書
今日は、オザビエル(私)が、
心理カウンセラー 植西 聰(うえにし あきら)さんの著書
『ツライときこそ幸運はたまる - 心配しなくても大丈夫!』から学んだ
不運が不運を呼ばないように注意する
「パワーフレーズ」をお届けします。
2 「酒は悪魔の使い」
フィリピンには「酒は悪魔の使い」ということわざがあります。
不愉快なことがあって、
たくさんのお酒を飲むと、悪酔いするため、 人とケンカしやすくなり、
人間関係に支障をきたすようになる。
飲み過ぎて、二日酔いにでもなれば、仕事にも悪影響を及ぼす。
そんな状態が続けば、
今度は身体にも悪影響を及ぼし、 健康を害するはめになる。
要するに、お酒には負のスパイラルを招く恐ろしい力があるという意味なのです。
もっとも、負のスパイラルに陥りやすいのは、 お酒を飲んだときだけに限ったことではありません。
実は不運な状態に陥ったときも、 同様なことが起こりやすくなる危険があるのです。
3 1つの不運が別の不運を呼び込む
たとえば、仕事でスランプに陥ったときです。
人によっては、会社を辞めることを考えます。
職場の人間関係がどうでもいいように思えてきます。
そのため、職場の仲間に悪態をつき、 暴言を吐くなどして、
関係をこじらせてしまい、 その結果、誰からも相手にされなくなります。 これなどは、負のスパイラルの典型と言っていいでしょう。
恋人にふられたときも同じです。
人によっては憂さを晴らそうと、やけ酒を飲むかもしれません。
高価なモノを衝動買いするかもしれません。
パチンコなどのギャンブルに走る人もいるでしょう。
この状態が続けば、身体も壊すし、お金もなくなってしまいます。
これなども負のスパイラルの典型と言っていいでしょう。
つまり、一歩間違えると、
「仕事でスランプに陥った」あるいは「恋人にふられた」という不運が、 さらなる別の不運が呼び込んでしまう。危険があるのです。
4 日頃のパターンに気づけば、負のスパイラルに陥らずに済む
これを防ぐためには、以前に不運に見舞われたとき、
どう考え、どう行動したか。
その結果、どうなったか。
つまり、過去を振り返ってみることが大切になってきます。
そして、同じ過ちを繰り返さないようにするのです。
今の例を引き合いに出すと、次のような具合です。
「今後、スランプに陥っても、
職場の仲間に悪態をつくのはやめよう。暴言を吐くのはやめよう」
「今後、失恋をするようなことがあっても、
やけ酒を飲むのはやめよう。衝動買いもつつしもう。
パチンコをやるのもやめよう」
さらに、次のように自分に向けて言い聞かせると、なおベターです。
「スランプに陥ったおかげで、
たっぷりと運気をためることができた。
今度は運気が表になって現れる番だ」
そうすれば、この先の人生が楽しく思えてきます。
未来に希望が持てるようになります。
すると、心の中にあるマイナスの気が放出され、
代わりにプラスの気が充満するようになります。
その結果、運気が最大限に発揮できるようになるのです。。
5 オザビエルの願い
今日の学びは、
負のスパイラルに陥らないように、 過去を振り返ってみて、
さらなる別の不運が呼び込むのを防ぐ。
さらに、次のように自分に向けて言い聞かせる。
「〇〇に陥ったおかげで、たっぷりと運気をためることができた。
今度は運気が表になって現れる番だ」
さあ、未来に大きな希望を持ち、この先の人生を楽しんでいきましょう。
出典 『ツライときこそ幸運はたまる - 心配しなくても大丈夫!』 植西 聰(うえにし あきら) 発売元 PHP研究所 画像はヤフー検索から