出典 スポーツ庁 web 広報マガジン DEPORTARE(デポルターレ)から
今日は、オザビエル(私)が、
主婦の友社さんの
『免疫力が高まる厳選100のコツ』から
実践していきたい
「幸齢者mind」をお届けします。
目次
1 基礎知識 免疫のしくみ③
免疫の主役ともいうべき役割を果たす白血球の働きは、自律神経の支配を受けることがわかっています。
自律神経とは、私たちの意思とは関係なく、血管や内臓、器官の働きを支配する神経のことです。
自律神経には、交感神経と副交感神経がの2種類があります。
交感神経は、昼間の活動時に優位になる神経。興奮に働く。
副交感神経は、夜や休息時に優位になる神経。心身をリラックスさせるように働く。
交感神経と副交感神経は、お互いにバランスをとりながら働いており、この2つのバランスがとれていれば、顆粒球とリンパ球もバランスのとれた状態を保つことができます。
しかし、このうちどちらかが優位になりすぎると、自律神経のバランスがくずれ、その支配下にある顆粒球とリンパ球のバランスもくずれてしまいます。その結果、さまざまな病気や不調が起こってくるのです。
おおまかにいえば、交感神経が優位になると、顆粒球が過剰に分泌され、がんや胃潰瘍、糖尿病、高血圧などの病気が起こります。
その反対に副交感神経が優位になると、リンパ球が過剰に分泌され、アトピー性皮膚炎や花粉症などアレルギー性の病気を引き起こすのです。
このように免疫のしくみが判明してきたことから、さまざまな研究が進み、今では免疫力を高める生活法がどのようなものか、もわかってきました。
食事法や運動法など、ほんの少しの工夫で、免疫力をぐんぐん高めることができるのです。
2 免疫力アップかんたん体操
👐 2種類のグルグル体操で背骨のゆがみを整えて、筋肉をほぐし、免疫力を鍛えよう
- 背骨のグルグル体操 □ 肩をグルグル □ 背骨をグルグル
- 筋肉のグルグル体操 □ 首をグルグル □ 腰をグルグル
👐 寝たまま腰落としで全身のバランスがよくなり、免疫力がアップ
- 床にあお向けになり、キュッと肛門を締めてお尻に力を入れる
- 肛門を締めると同時に、腰を床に押しつける。後頭部を床につけたまま、顎を引く
👐 股関節の血流を一度せき止めてから一気に解放!血液循環を促して冷え改善、免疫力も高める足組みひねり
- 足を組んで座る 床に座り、右足の上に左足を重ねる
- 左へひねる 深く息を吸い、ウェストを左へひねる
- 右へひねる 深く息を吸い、ウェストを右へひねる
👐 自律神経のバランスを整えて免疫力アップ!体のゆがみを直す股あけとじ体操
- あお向けに寝て、両ひざを立てたまま、足を左右に大きく開く
- ひざ頭を内側に向けて、大きく息を吸いながら、下に落としていく
- 苦しくなったら一気に息を吐いて脱力。ひざを元に戻して動かない
👐 空気が体の中心を通るイメージで呼吸しながら行う足あげ腹筋で便秘を強力に解消、腸が若返り免疫力もアップする
- あお向けになり、両ひざを曲げてお腹に近づけ、大きく息を吸う
- 息を吐きながら、両ひざを直角に伸ばす
👐 気功から生まれたわかめ体操で腸の力が鍛えられ、免疫力も高まる
- 縦にゆらゆら 腕は楽にする 前へ倒し、起こす
- 横にゆらゆら 立って、両手を頭上にあげ、左右に傾く
- 回ってゆらゆら イスに座り、腰だけ左回り右回りに動かす
3 免疫力アップかんたんツボ療法
💅 リンパの流れがよくなって代謝や免疫力がアップ!やせやすい体質にもなれる1分腸もみ
◇ 小腸の6点もみ
まずは基本姿勢をとる。あお向けに寝て、ひざは立てリラックス。
- ヘソの真上から時計回りに、6点を刺激。いずれも指3本の距離
- 左右の手の人差し指、中指、薬指をそろえて重ねる
- 6点を指で押しもみをする。各箇所1回ずつ、2周行う
◇ 大腸もみ出し
基本姿勢は、あお向け、右足を左足の上に組み、左の脇腹が上を向くようにする。
- 左手の先を左肋骨の下に差し込む
- 手を握ったり、開いたりしながらゆっくり3回押しもみをする
- 手の位置を少し下げながら、腹部の左側をもむ
💅 全身の不快症状を招く気の滞りを解消。血流がよくなり免疫力もアップする手の指股握手
- 両手の指を開いて、重ねるようにする
- 指の股どうしを重ねたり、離したりをくり返す 1セット20回で1日2セット行う
💅 唾液出しマッサージは免疫力アップに即効性あり!唾液腺の外側を指で押すことでジュワーと唾液がにじみ出てくる
◇ 耳下腺
耳たぶのちょうど真下にある耳下腺を、人差し指でグルグル回すように1分押す
◇ 鰐下線
顎の骨のとがった部分から3㎝ほど内側の鰐下線を、親指でぐいぐい1分押す
◇ 舌下線
舌のつけ根の真下あたりにある舌下線を、親指でぐいぐい1分押す
💅 足首そらし 足首あたためで免疫力が高まり、がん予防に、うつ改善、精力アップにも◎
◇ 足首そらし
台に片足のかかとをのせる。足首を30秒そらす。もう一方も。
◇ 足首あたため
42度前後の湯をバケツなどにくみ、くるぶしまでつかる。40分行う。
💅 米ぬか温熱袋の湿った熱が奥まで伝わり、こり、冷えを解消、免疫力もアップ!ツボをあたためればより効果的
- 袋をぬう
- 中身を入れる 米、米ぬか、塩、乾燥ショウガを中に詰める
- 口をぬう
- 電子レンジで加熱 1分30秒ほどあたためてから体にあてる
💅 横隔膜を使う免疫アップ鼻呼吸なら細胞に酸素が増え、副交感神経が高まってストレスも避けられる
- 足を肩幅よりやや広めに開いて立ち、両手を上げて「バンザイ」の姿勢をとる
- 鼻から空気を吸い、おなかをへこませて横隔膜を引き上げるようにする
- 鼻から息を吐き、おなかの力を抜いて横隔膜を下げるようにする
4 今日の金言と体操
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日常生活では、毎日60分間積極的に身体を動かす(歩く、犬の散歩をする、掃除をする、自転車に乗る、速歩きをするなど)
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さらに週2回以上、1回30分以上の息が少しはずむ程度の運動をする(軽い筋トレ・ボウリング・ウォーキング・ラジオ体操など)
出典 厚生労働省健康局から発表されている「健康づくりのための身体活動基準2013」では、上記の活動等を日々の生活の中で習慣づけることを推奨しています。
出典 運動で免疫力UP – 川口市 から
オザビエル(私)は、毎日1時間ウォーキングをしています。
10年くらい続いています。
しかし、時々体調をくずし、病院へ行きました。
今回学んだことをよく見直して、健康で過ごしたいと思います。
「自分の健康は、自分でつくる!」
出典 『免疫力が高まる厳選100のコツ』 主婦の友社 発行所 株式会社主婦の友社 画像はヤフー検索から